背景画像⑤

カーネーションの花言葉!100年以上続く母の日との歴史も紹介♪

カーネーションの花言葉!100年以上続く母の日との歴史も紹介♪
カーネーションと母の日

毎年5月の第2日曜に設定されている、アメリカから発症した『母の日』。

このページではカーネーションの花言葉や種類、なぜ母の日に贈られるようになったのかなどの歴史をご紹介していきます😊

色別だけじゃなく本数による花言葉の違いなども紹介しています。

カーネーションの種類と特徴

トップクラスの品種数を誇る菊・バラ・蘭類と肩を並べるカーネーション。

その種類は何と…約3000種類!

本やネット情報を調査してみると、種類の多さにびっくりです😅

各情報源の表現も『多数・豊富』といった曖昧なモノから、数百~約3000種類と数値化しているサイトまで様々です。

そうした中で、私が言えるのは『カーネーションの種類は、とにかく凄くとても多い』です。

種類が多いので、誰かに送る際は次に紹介する『カーネーションの花言葉』を参考にしながら色を選定して選ぶといいかもです。

咲き方などによる種類分け

スタンダード1つの茎に1つの花を咲かせる
スプレー1つの茎が枝分かれし、複数の花を咲かせる
つき方
一重咲き(ひとえざき)大きく印象的な花芯の周りを、花びらが囲んでいる定番の咲き方。綺麗に並んだ花形に好印象を受けます。
丸弁咲き花びらの三ゴリに小さいor切れ込みのない花びら。
極剣弁咲き (スター咲き)先端が細く切れ込みがあり、剣のように鋭く尖った咲き方。
剣弁咲きギザギザした花びらの縁が特徴。
咲き方

カーネーションの花言葉

カーネーションと花言葉

基本的にカーネーションの花言葉は、愛情・母の愛・感謝・敬意・純潔・幸福・希望・幸せな家庭・美徳・喜びなどが挙げられます。

色別のカーネーションの花言葉

カーネーションには『赤・青・白・ピンク・オレンジ・紫・緑・※複色・バイカラー』と数種類に及ぶので、ここでは代表的なモノの花言葉をご紹介します。

ひとつの花に2色以上の色が含まれるタイプのこと。

色別で最後に紹介している『白い花言葉』には注意点があるから参考にして下さい。

赤いカーネーション

赤いカーネーションの花言葉は「母への愛・熱烈な愛」です。

赤は情熱や愛情を表現する色として広く知られています。

・活力の象徴:情熱と愛:注意を引く:緊張と危機感:食欲を刺激する:自信の象徴

青いカーネーション

青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」です。

一般に、青は希望や信頼、平和を象徴する色とされています。

・平和と静寂:信仰と精神性:自由と広がり

青色豆知識

カーネーションは元来、青い色素を持たない花でしたが、日本の酒造メーカーとオーストラリアの植物工学企業が青い薔薇の共同開発をしている過程でベチュニアという青い色素を持つ遺伝子を組み込んだことによって青い色のカーネーションが誕生しました。

日本では”ムーンダスト”というブランドで販売されています!

黄色いカーネーション

黄色いカーネーションの花言葉は「美・友情」です。

黄色は陽気で明るい印象を与える色であり、ポジティブな感情や幸福感を表現するのに適しています。そのため、友情や感謝、明るい未来への希望を伝える贈り物として、黄色いカーネーションが選ばれることがあります。

・幸福感と楽観主義:知性と集中力:創造力の刺激:温かさと親しみやすさ

紫色カーネーション

紫色のカーネーションの花言葉は「気品・誇り」です。

紫色は、神秘・高貴・感謝と尊敬といった意味合いを持つ色として知られており、神秘性や不可解な魅力を表す色とされています。

・高貴さと優雅さ:創造性の向上:精神の安定:神秘性と幻想

オレンジ色カーネーション

オレンジ色のカーネーションの花言葉は「熱烈な愛・純粋な愛」です。

オレンジは活力やエネルギーを象徴する色とされており前向きな気持ちを示す場合に用いられます。

またにぎやかさや陽気さの連想なども表現する色として、楽しいイベントや祝い事にも使われることがあります。

・エネルギーと活力:楽しさと陽気さ:創造性と冒険心:社交性とコミュニケーション

緑のカーネーション

緑色のカーネーションの花言葉は「癒し・安らぎ」です。

植物や葉など、緑色は自然界に多く存在し、リラクゼーションや癒しを感じる色とされています。

・リラクゼーションとストレス軽減:バランスと調和:ポジティブな感情の促進:視覚の疲れ軽減

白のカーネーション

白色のカーネーションの花言葉は「純潔の愛・無垢で清らかな愛」です。

白色は一般的には、清らかさ・純潔・無垢・平和・調和などの意味を持ちます。
白い色は様々な文化や宗教で神聖視され、喜びや祝福の象徴としても広く使われています。
また、結婚式や葬儀などの特別な場面でよく見られる色でもあります。

・純潔と無垢:新しい始まり:平和と調和:シンプルさとミニマリズム

白いカーネーションは『葬儀にも使われている』という理由から”喪”を連想させてしまうという意見もあるようです。

後に紹介する歴史の中でも、母の葬儀に送られたカーネーションの色だったという事から、白だけだとお亡くなりになられた追悼の意味合いが浮かんでくるといった意見も微々たるものながら含んでしまうようです。

オンリー白ではなく、他の色と混ぜ合わせて送る方法をおすすめしときますね。

本数によるカーネーションの花言葉

カーネーション(本数)

カーネーションの花言葉は色だけでなく、送る本数によっても表現されます。

たくさん送ればいい!ってわけじゃないのでお気をつけ下さい。

1本のカーネーション

1本の花言葉

あなたは私にとって運命の人です。

3本のカーネーション

3本の花言葉

あなたを愛しています。

4本のカーネーション

4本の花言葉

ずっとあなたを愛し続けます。

8本のカーネーション

8本の花言葉

あなたの思いやりに感謝しています。

9本のカーネーション

9本の花言葉

ずっと一緒にいる事を望んでいます。

40本のカーネーション

40本の花言葉

あなたに対して永遠の愛を誓います。

50本のカーネーション

50本の花言葉

永遠の関係・幸せを築きたいです。

99本のカーネーション

99本の花言葉

永遠の愛を持っています。

108本のカーネーション

108本の花言葉

私と結婚してください。

カーネーションの値段は?

私の花屋さんでは、100円~2500円ぐらいでした。

カーネーションの花言葉も知ったし、母の日は〇色を送ろう!

…と思った時に気になるのがお値段ですよね。

私が働かせて貰っている花屋さんでは、1本の切り花が100円~かわいいカゴ鉢に入った複数本アレンジのカーネーションたちが2500円とそれほど高くはありませんでした。

通販などで購入する場合でも、楽天市場や高島屋などで綺麗にアレンジされたカーネーションの鉢花が3000円~5000円ほどで販売されています。

母の日などでの渡し方は?

お花ってどうやって渡せばいいの?

カーネーションを母の日などで、どうやって渡そうか迷う人もおられるかと思います。

参考までに定番の渡し方から、オリジナルな方法までをご紹介します。

花束

映画やドラマなどでよく見られる(?)恋人に対して『好きだ!!』という言葉と共によく送られている”花束”のプレゼント。

インパクトが強く華やかで、感謝の気持ちが伝わりやすい渡し方と言えるでしょう。

この場合、切り花が使われており貰った人は後に部屋などで花瓶に入れて飾る可能性が高いので、ガーデニングなどをしていない母に贈る場合に適していると言えるでしょう。

切り花などを短く切り、土もしくはオアシスと言われる土壌に華やかに作り上げていくアレンジメントフラワー。

おしゃれな籠オケなどにアレンジメントされたカーネーションは魅力的です。

貰ってから、そのまま家具の上や机などに飾ることができるのも良き点としてあげられるでしょう。

鉢植え

切り花のように切り取られたカーネーションではなく、根があり育てていける渡し方として鉢でプレゼントするという方法。

母親がガーデニングが好き、趣味が無く退屈そう、家の庭がすっからかんで寂しいと嘆いている場合などにおすすめできる渡し方でしょう。

3・4・5号って?

カーネーションのみならず、花の鉢植えを通販で見ていると『〇〇 3号』といった大きさの表記があります。(号ではなくサイズと表記されている場合もあり)

3号⇒直径9cm
4号⇒直径12cm
5号⇒直径15cm

1号=3cmと覚えておけば、通販サイトなどで表記されている鉢の大きさが把握できると思います。

お手元に定規を持って、鉢サイズの把握をしましょう。

切り花

花束やフラワーアレンジメントを加えず、店頭などで売っている切り花を、そのまま渡すという方法。

この場合、花瓶なども一緒に購入し、自分が気に入った切り花をいくつか買ってアレンジして送るなどオリジナルなプレゼントとしておすすめできます。

花束と似ている点はありますが、自分が気に入ったカーネーションを選べるというのも面白みがあるでしょう。

フラワーアレンジメントのようにオアシスなどに花を挿していくといった技術も必要では無いので、比較的簡単にオリジナル作品を作れる方法かと思います。

カーネーションの選び方・買い方

カーネーションを購入する場合、買い方はネット通販or店頭の2択が代表的かと思います。

そこで、ネット通販での購入方法も多少紹介するとして、店頭で買いたい!という人に対しての注意点などもご紹介したいと思います。

購入方法①ネットでの場合

『カーネーション 通販』で検索すれば、様々なサイトがカーネーションを販売しています。

私は普段、楽天ショッピング派なので楽天サイトにて商品を見て購入する事が多いですがフラワーショップサイトや高島屋、アマゾンなど販売しているサイトは多く見られます。

どれもアレンジが加えられていてキレイですね。

通販で送られてくるカーネーションに関しては、傷んでいるorぐちゃくちゃになっているといった事にならぬよう箱のサイズ調整や花専用の送り方など注意がなされているので、それほど過敏になる必要はないかと思われます。(保証はできませんので悪しからずです)

紹介した色別の花言葉を参考にしながら、選んでみてもいいかもです!(赤色が多いなど)

購入方法②店頭での場合

花屋・園芸店などでカーネーションを購入する場合、実際に花に触れて選んでという最大のメリットがあります。

そこで、カーネーションを手に取って買う際の注意点をいくつか紹介します。

ガクのチェック(鮮度)

このカーネーションは新しいのか?古いのか?

そんな時、花の鮮度を見分けるのに必要となってくるのが『ガクのチェック』です。

カーネーションは、花の色や花びらの状態だけでは鮮度を見極めるのが難しいとされています。

比較的、新しく短期間で傷まないカーネーションを選ぶ際は、花びらではなく、その外側にあるガクをチェックしましょう。

この部位が割れていたり、茶色などになっているといった変色が起きてしまっていた場合、花の鮮度はよくないと言えます。

先端まで緑色をしており、手触りも張りがあるガクのカーネーションを選びましょう。

私の花屋さんでも、ガクが変色した花は値下げ品になってるよ。。

ガク全体のチェック(緑色の割合)

鉢植えのカーネーションを買う時には、全体のガクをチェックしましょう。

上記で説明した通り、ガクが茶色になっているなど全体的に緑色の割合が少ない場合は鮮度が落ちていると言っていいでしょう。

鮮度が落ちても見た目があまり変わらない花びらだけで判断しないよう注意が必要です。

蕾(つぼみ)の割合&査定

カーネーションの鉢植えなどをプレゼントとして送る場合、花びら満開のものではなく、蕾(つぼみ)のついたモノを送るのも喜ばしいかと思われます。

育てていくうちに蕾が開花し、新たな花の景色を見せてくれるので、ガーデニングをしている人にとっては喜ばしく楽しみが増します。

しかしカーネーションの蕾は開花する場合もあれば、そのまま朽ち果ててしまうモノがあるので注意!

蕾が大きいだけで中が潰れていてスカスカ・小さすぎて根本が枯れている・ガクに全体が包まれているといった場合、開花せずに落ちていく可能性が大いにあるので、しっかり触れて感触を確かめながら査定してみましょう。

種類別!記載の多かったカーネーション

カーネーションに関する記事を書かれたサイト内で記載の多かった種類の名称をご紹介しておきます。

※あくまで記載数であり、人気ランキングなどではありませんので悪しからず。

・ムーンダスト

・オペラ

・ロイヤルグリーン
・ミヤビ

・スターチェリー

・ダークテンポ

・ドムーブ

・クレオラ
・バビロン
・ハイパーワイン
・アンティグア

・キャラメル
・ソネットフレーズ
・ホワイトバーバラ
・レリシア

・グランルージュ
・フォセットレッド
・クレア
・ハニーフラッシュ
・プラムタルト
・パープルビアンフェ
・オスカー
・インターメッツォ
・モカスイート
・サッキーネ

もっと知りたい?カーネーションの詳細情報

流通時期通年 (1年中)
分類ナデシコ科ナデシコ属
学名Dianthus caryophyllus
開花時期4~6月
英名carnation
原種南ヨーロッパ・地中海沿岸部諸国
和名阿蘭陀石竹(オランダセキチク)
耐寒性・耐暑性強いので長期間生息可能

カーネーションという名前の由来は、コロネーション(冠を飾る花)がなまったという説などが有力とされてるよ!

歴史

古代ギリシャ・ローマ時代と紀元前にさかのぼるほどカーネーションの歴史は古く、当時は鑑賞だけでなく『食べる花』としても栽培されていました。

日本でもカーネーションの栽培が始まったのは明治時代と言われており、東京から全国へ大正時代にかけて広まっていったとされています。

なぜ?母の日とカーネーションの関係

なぜ母の日にカーネーションが贈られるようになったのか?

その関係性は『アメリカの1人の女性が、亡くなった母のお葬式に白いカーネーションを使った』時が起源とされています。

母の日とカーネーション

20世紀初頭。

アン・ジャービスは南北戦争の負傷兵などの看護をしていたアメリカの女性。
そんな彼女の母が亡くなり、追悼をあげるため教会にて集会を開きました。

そこで母が生前好きだった『白いカーネーション』を飾り、参加者にも配った事が母の日の始まりとされています。

追悼後も母への感謝や敬いを忘れることのないよう、そしてまだ母親が生きている他の人たちにも同じようにその存在の大切さを思い返してほしいという想いから『Mother’s day work club』というボランティア団体を設立。

母の日を(公式に)築くという運動を続けた結果、1914年5月の第2週に制定されたのでした。

そんなアメリカで始まった『母の日』という習慣は大正時代に日本にも伝わり、それ以後は現在に続く母を想い感謝し敬う日として受け継がれています。

母にカーネーションを送るという文化は100年以上続いてるんだね!

最後に

今回はカーネーションの花言葉や、なぜ母の日に贈られるようになったのかといった歴史などをご紹介させて貰いました。

大切な人に贈る花として選ばれたカーネーション。

大切な人に貰う花として選んでもらったカーネーション。

もし母の日などで大事な子供に貰ったというお母さまは、引き続き”育て方”が気になりますよね😅

近日中にカーネーションの育て方に関する記事もアップするので、そちらも参考になればと思います。

ライター紹介 Writer introduction

あね助

あね助

花屋で働いてたオテンバ者。 コピーライターの経験を活かし、花に関する知識をわかりやすく配信中。 内容があり、読みやすい記事作りを心掛けています。

page top