
「ヘリクリサムの花言葉を調べていたら、なんだか怖いような雰囲気の言葉も出てきて気になった」という方、実は少なくありません。ヘリクリサムはドライフラワーとしても人気が高く、花束やスワッグによく使われる植物ですが、検索すると「怖い」というキーワードも一緒に出てくるので、贈り物にしていいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、花屋の店頭でヘリクリサムを扱ってきた経験と、実際に育てている経験もふまえながら、花言葉の本当の意味や由来、怖いと言われる理由まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。ギフト選びで失敗したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
執筆・監修者情報

さるった
元花屋の店員
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。
ヘリクリサムとはどんな花?

ヘリクリサムは、乾いたような独特の質感を持つ、キク科の植物です。花持ちが良く、ドライフラワーとして加工しても美しさが変わらないことで知られています。まずは名前の由来や特徴、開花時期といった基本情報からおさえていきましょう。
名前の由来はギリシャ語の「太陽」と「金」
ヘリクリサムという名前は、ギリシャ語で「太陽」を意味する「helios」と、「金」を意味する「chrysos」を組み合わせた言葉です。学名の属名としてそのまま使われていて、金色に輝く花びらの美しさをそのまま表現しています。
私も初めてこの由来を知ったとき、なるほど、と妙に納得した記憶があります。花の光沢感を見れば、まさにぴったりの名前だと感じるはずです。
和名「麦わら菊」「帝王貝細工」の意味
日本での別名は「麦藁菊」といい、乾燥した麦わらのようなカサカサとした質感が由来になっています。もうひとつの別名「帝王貝細工」は、硬めの花びらが貝細工のように見えることから付けられました。
英名では「Straw flower」や「everlasting」とも呼ばれており、和名と英名のどちらも、花の質感や美しさが長く続く特性をよく表しています。
原産地オーストラリアと開花時期
ヘリクリサムの原産地はオーストラリアです。乾燥した気候に適応した植物なので、日本の夏の暑さにも比較的強いという特徴があります。
開花時期はおおよそ4月から10月ごろまでと長く、品種によって時期は多少前後します。長期間花を楽しめるのも、ヘリクリサムが人気を集める理由のひとつです。
ヘリクリサムの花言葉一覧

ヘリクリサムの花言葉は、色あせない美しさをテーマにしたものがほとんどです。まずは代表的な花言葉を一覧で見ていきましょう。
| 花言葉 | 意味 |
|---|---|
| 永遠の思い出 | 色あせない花の美しさから |
| 不滅の花 | ドライフラワーになっても輝きが続く様子 |
| 黄金の輝き | 学名に込められた「金」の意味から |
| 記憶・いつまでも続く喜び | 長く咲き続ける花の姿から |
「永遠の思い出」「不滅の花」の意味
もっともよく知られている花言葉が「永遠の思い出」です。ヘリクリサムは花を摘んだあとも色が変わりにくく、ドライフラワーにしても美しさをそのまま保ち続けます。この特性が、大切な思い出がいつまでも色あせないというイメージに重なっているんです。
「不滅の花」も同じ発想から生まれた花言葉で、時間が経っても変わらない存在感を表しています。
「黄金の輝き」「記憶」に込められた背景
「黄金の輝き」は、先ほど紹介した学名の由来がそのまま花言葉になったパターンです。光沢のある花びらが太陽の光を受けてきらめく様子は、実際に見るとその名前の説得力を実感します。
「記憶」という花言葉も、長く咲き続ける姿から連想されたものです。私が花屋でヘリクリサムを扱っていたころ、卒業や退職などの節目のプレゼントに選ばれることが多かったのも、この花言葉が背景にあったのだと思います。
「いつまでも続く喜び」というもう一つの顔
「いつまでも続く喜び」は、ヘリクリサムの花言葉のなかでも特に前向きな意味を持っています。幸せな瞬間が長く続いてほしいという願いを込めて贈るのにぴったりの言葉です。
ここまで紹介してきた花言葉は、どれもポジティブなものばかりですよね。それでも「怖い」と検索されてしまう理由については、次の章で詳しく見ていきます。
ヘリクリサムの花言葉は怖い?真相を解説

先にお伝えすると、ヘリクリサムの花言葉自体に、直接的な恐怖を連想させる意味はありません。「怖い」と検索される背景には、「永遠」という言葉の重みと、花そのものの見た目の両方が関係していると考えられます。
「怖い」と言われる理由を検証
「永遠の思い出」「不滅の花」といった花言葉は、聞き方によっては「変わらない状態への執着」のようにも受け取れてしまいます。良い意味で使われる花言葉でも、言葉の響きだけを見ると、少し重く感じる方がいるのかもしれません。
ただし、実際の花言葉を調べても、呪いや不吉さを表すような意味は含まれていません。むしろ、大切なものをずっと大事にしたいという、あたたかい気持ちが込められた花言葉です。
「永遠」という言葉が持つ重みの正体
「永遠」という言葉は、変わらないことの安心感を表す一方で、変化を受け入れられない頑なさを連想させることもあります。ヘリクリサムの花言葉が少し重く感じられるのは、この「永遠」という言葉が持つ二面性が理由のひとつだと思います。
とはいえ、ヘリクリサムの場合は、思い出や喜びを大切にしたいという前向きな文脈で使われることがほとんどです。
花言葉は捉え方次第で印象が変わる
花言葉は、由来を知らずに言葉だけを見ると、印象が大きく変わってしまうものです。「永遠の思い出」も、大切な人との時間を忘れたくないという気持ちで贈れば、心のこもった素敵なメッセージになります。
贈る相手やシーンに合わせて、どちらの側面を意識するかを選ぶことが、ヘリクリサムを気持ちよく贈るポイントです。

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生きているのに乾いている不思議な質感

「ヘリクリサム 花言葉 怖い」と検索される、もうひとつの理由が花そのものの見た目です。咲いている状態でも、まるで枯れているかのようなカサカサとした質感を持っているんです。
花びらがカサカサに感じる理由
ヘリクリサムの花びらは、他の花に比べて水分が少なく、紙のように硬い質感をしています。触ってみると、生花なのにドライフラワーのような手触りがして、初めて触れる方は驚くことが多いです。
私も最初にこの花に触れたとき、「もう枯れているのでは」と一瞬勘違いしてしまったのを覚えています。
摘んだ瞬間からドライフラワーになる仕組み
この独特の質感には理由があります。ヘリクリサムの花びらは水分保持量が少なく、乾燥に強い構造をしているため、摘み取ったあとも自然に近い色や形を保ちやすいんです。
特別な加工をしなくても風通しの良い場所に置いておくだけで、美しいドライフラワーに仕上がります。この性質こそが、「永遠の思い出」という花言葉が生まれた最大の理由といえます。
見た目のギャップが生む独特の存在感
生きている花なのに、すでに乾いているような見た目のギャップが、ヘリクリサムならではの個性です。このギャップを不思議に感じる方が、「怖い」という言葉で検索しているのだと思われます。
由来を知ってしまえば、むしろユニークで魅力的な特徴だと感じていただけるはずです。
種類で見るヘリクリサムの多様性

ヘリクリサムには、実に多くの品種が存在します。見た目や楽しみ方の違いを知っておくと、選ぶときの参考になります。
約500種にもおよぶ品種の豊富さ
ヘリクリサムは世界中でおよそ500種が確認されている、非常にバリエーション豊かな植物です。花色も赤、ピンク、黄色、白など幅広く、選ぶ楽しさがあります。
花を楽しむ種と葉を楽しむ種の違い
ヘリクリサムは大きく分けて、花を観賞する種類、葉を観賞する種類、その両方を楽しめる種類に分類されます。ガーデニングではシルバーリーフとして葉を活かす品種も人気があります。
用途によって選ぶ品種を変えると、庭やお部屋の雰囲気に合わせやすくなります。
花言葉は種類による違いがない理由
これだけ品種が豊富にもかかわらず、花言葉自体に色や種類による違いはありません。これは、花言葉がヘリクリサム全体の「長く美しさを保つ」という共通の特性に由来しているためです。
どの品種を選んでも、同じ「永遠の思い出」という花言葉を贈ることができます。
ガーデナーが語るヘリクリサムの育て方と魅力

ヘリクリサムは、初心者の方でも比較的育てやすい植物です。ここでは実際に栽培してきた経験もふまえて、育て方のポイントを紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開花時期 | 4月〜10月ごろ |
| 置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
| 水やり | 土が乾いてからたっぷりと |
| 用途 | 花壇・寄せ植え・ドライフラワー |
初心者でも育てやすい理由
ヘリクリサムは乾燥に強く、多少水やりを忘れてしまっても枯れにくい丈夫さがあります。もともとオーストラリアの乾燥地帯で育つ植物なので、過湿にさえ注意すれば失敗しにくいです。
私が庭で育てていたときも、真夏の水切れに強く、他の草花より手がかからない印象でした。
シルバーリーフとして寄せ植えに使うコツ
ヘリクリサムのなかには、葉がシルバーグリーンをした品種もあり、寄せ植えのアクセントとして重宝します。派手な花色の植物と組み合わせると、全体が引き締まったおしゃれな印象になります。
草丈が低めの品種を選べば、鉢植えの手前に配置しても使いやすいです。
ドライフラワーとして長く楽しむ方法
ヘリクリサムを収穫したら、風通しの良い日陰に吊るしておくだけで、自然にドライフラワーへと変化していきます。特別な乾燥剤や道具がなくても簡単に作れるのが嬉しいポイントです。
色や形が長期間美しく残るので、スワッグやリースの素材としても人気があります。
ヘリクリサムにまつわる雑学

ヘリクリサムには、花言葉以外にも知っておくと話のネタになる雑学がいくつかあります。ここでは香りや用途にまつわる豆知識を紹介します。
精油としてのリラックス・抗菌効果
ヘリクリサムの花からは精油が抽出され、アロマオイルとしても利用されています。抗菌作用や抗炎症作用が期待できるとされ、疲れたときのリラックスタイムに使われることもあります。
植物としての見た目だけでなく、香りの面でも活用の幅が広いのがヘリクリサムの魅力です。
エバーラスティングと呼ばれる西洋名の由来
ヘリクリサムは英語で「everlasting」とも呼ばれ、直訳すると「永遠に続く」という意味になります。まさに花言葉そのままの呼び名で、由来を知るとより愛着が湧いてきます。
海外のフラワーショップでは、この名前で紹介されていることも多いです。
スパイスとして料理に使われることも
意外に思われるかもしれませんが、ヘリクリサムの一部はスパイスとしても利用されています。独特の香りを活かして、カレーなどの香りづけに使われることがあるんです。
観賞用のイメージが強い花ですが、こうした一面を知ると、ぐっと親近感が湧いてくるのではないでしょうか。
ヘリクリサムの花言葉の活かし方

花言葉は知っているだけでも楽しいものですが、実際のギフトやアレンジメントに取り入れると、贈り物の意味がより深くなります。ここではヘリクリサムならではの活かし方を紹介します。
記念日や思い出を大切にしたい相手への贈り物
「永遠の思い出」という花言葉を活かすなら、結婚記念日や卒業、退職といった、大切な節目を迎える相手への贈り物にヘリクリサムがおすすめです。これまでの思い出を大事にしたいという気持ちが、自然と伝わります。
色あせない花の性質そのものが、贈られた人にとって長く手元に残るギフトになる点も魅力です。
花束やスワッグに添えて長く楽しむ活用法
ヘリクリサムは生花のまま花束に加えても、そのままスワッグやドライフラワーとして飾り続けられるのが大きな特徴です。花束をもらったあと、飾り終わったら吊るしてドライフラワーにする、という楽しみ方を提案するのも素敵です。
私が花束を作るときも、「このままドライにできますよ」と一言添えると、とても喜んでもらえました。
「永遠」を強調しすぎない贈り方の注意点
「永遠の思い出」という花言葉を伝える際は、重すぎない伝え方を意識すると安心です。メッセージカードには「これからも良い思い出を重ねていけますように」といった、未来に向けた言葉を添えるとバランスが取れます。
「変わらないでいてほしい」という重い意味に偏らないよう、前向きな言葉を選ぶのがポイントです。
ユーカリ・アイビーとの違いから見る魅力

これまで紹介してきたユーカリやアイビーと比べてみると、ヘリクリサムならではの個性がより際立ちます。
ドライフラワーとしての個性の違い
ユーカリは香りとシルバーグリーンの葉を、アイビーはつるや葉を楽しむ植物でしたが、ヘリクリサムは花そのものが自然にドライフラワーへと変化していく点が最大の違いです。加工の手間がかからず、初心者でもドライフラワー作りに挑戦しやすい花といえます。
花言葉から見る共通点と違い
ユーカリやアイビーと同じく、ヘリクリサムも「花言葉に怖い意味があるのでは」と検索される植物のひとつです。ただし由来をたどると、山火事や執着といった重いテーマではなく、「色あせない美しさ」という前向きなテーマが中心になっている点が異なります。
シーンに合わせた選び分け方
香りや緑を楽しみたいときはユーカリやアイビー、思い出を形として残したいときはヘリクリサム、というふうに使い分けるのがおすすめです。組み合わせて贈れば、より印象的なギフトになります。
花言葉が怖いと感じやすい花との共通点

「花言葉に怖い意味があるかも」と不安になるのは、ヘリクリサムに限った話ではありません。「永遠」や「不滅」といった強い言葉を持つ花には、同じような検索がされやすい傾向があります。
「永遠」を意味する花に多い重いイメージ
変わらないことをテーマにした花言葉は、見方によっては執着や頑固さを連想させてしまうことがあります。これは花そのものの問題ではなく、言葉が持つイメージの幅広さによるものです。
由来を丁寧にたどれば、ほとんどの場合、前向きな意味であることがわかります。
花言葉の由来を正しく調べる方法
花言葉が気になったときは、言葉だけで判断せず、由来までセットで確認する習慣をつけると安心です。植物の特性や歴史的な背景を知ることで、言葉の重みが違って見えてきます。
プレゼントに花を選ぶ際は、由来まで理解しておくと、自信を持って贈ることができます。
ヘリクリサムと相性の良い花の組み合わせ

ヘリクリサムは他の花との相性が良く、組み合わせ次第でギフトの印象を自在に変えられます。ここではシーン別におすすめの組み合わせを紹介します。
花束やブーケにおすすめの組み合わせ
花束にする場合は、バラやかすみ草など華やかな花と組み合わせると、ヘリクリサムの独特な質感がアクセントになります。記念日のギフトにも使いやすい組み合わせです。
ドライフラワーアレンジでの取り合わせ
ドライフラワーとして楽しむ場合は、同じく乾燥に強いユーカリやスターチスとの相性が抜群です。スワッグにまとめると、長期間インテリアとして飾っておけます。
寄せ植えで楽しむ相性の良い植物
ガーデニングで楽しむ場合は、同じシルバーリーフを持つ植物や、日当たりを好む草花との寄せ植えがおすすめです。乾燥に強い植物同士なので、管理の手間も揃えやすくなります。
まとめ
ここまで、ヘリクリサムの花言葉について由来や独特の質感、育て方まで紹介してきました。要するに、ヘリクリサムに恐怖を感じさせるような花言葉は存在せず、「永遠」という言葉の重みと、乾いたような見た目のギャップが「怖い」というイメージにつながっていた、というのが実際のところです。
「永遠の思い出」「不滅の花」「いつまでも続く喜び」といった花言葉は、どれも大切な時間を大事にしたいという前向きな意味を持っています。ドライフラワーとしても楽しめる植物なので、この記事を参考にぜひ日常のなかでヘリクリサムを楽しんでみてください。
ヘリクリサムの花言葉でよくある質問(Q&A)
直接的に恐怖を連想させる花言葉はありません。「永遠」という言葉の重みと、花びらが乾いたように見える独特の質感から「怖い」というイメージが広まっただけです。
ヘリクリサムは2月28日をはじめ、複数の日付で誕生花として紹介されています。詳しい日付は誕生花カレンダーで確認してみてください。
どちらもドライフラワーとして人気ですが、キク科のヘリクリサムとフトモモ科のユーカリでは科目が異なる別の植物です。花言葉の由来もそれぞれ異なります。
結婚記念日や卒業、退職といった、大切な思い出を積み重ねてきた相手への贈り物に向いています。ドライフラワーとして長く飾れる点も、贈られた側に喜ばれるポイントです。

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