背景画像⑤

【まとめ】ツバキの花言葉!伝統ある品種や色別に解析!

【まとめ】ツバキの花言葉!伝統ある品種や色別に解析!
椿

椿の花言葉を総まとめ!色んな本やネット上の情報を集めて色別や品種別の花言葉などもご紹介させて貰います。

日本原産の花であり、古くから名のある偉人に愛されてきた椿。

長寿や繁栄を願うシンボルであり縁起の良い花として今でも大切にされています。

今回はそんな椿の花言葉を色や品種別に見ていきましょう。

日本人らしさを表現した花言葉がたくさんありましたよ☺

このサイトの(本数や色別を含む)花言葉は、書籍やインターネットでの紹介数や一致点が多かった情報を元に記載しています。

その中で、筆者が興味を惹かれた内容や情報はピックアップしてお届けさせて貰います。

椿の花言葉~書籍シリーズver

※書籍は出版年数が新しいものから紹介しています。(2023年~1998年)

控えめな素晴らしさ

花言葉から探せる花屋さんの「花」図鑑

完全な愛 控えめなやさしさ

植物画で彩る美しい花言葉

完全な愛

花のことば辞典

気取らない美しさ 誇り

素敵な花言葉と花の図鑑

完全な愛 控えめなやさしさ

美しい花言葉☆花図鑑

謙虚な美徳 至上の愛らしさ

想いを贈る花言葉 ちいさな花物語

控えめな素晴らしさ 完全なる美しさ

花言葉☆花事典

控えめな美徳 最高の愛らしさ

花言葉・花贈り

椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「完全な愛」「控えめなやさしさ」「気取らない美しさ」「誇り」「謙虚な美徳」「至上の愛らしさ」「完全なる美しさ」「控えめな美徳」「最高の愛らしさ」が8冊の本から発見できました。

どの書籍でも『控えめ・謙虚』といった美しさを主張しないといった表現がされています。

その気取らない花の姿に古くから人々は魅了され愛し続けてきました。

知っトク?花言葉の由来

椿はその艶やかな見た目とは裏腹に、香りがしない花として『控えめ』という意味合いを持つ花言葉が付けられています。

椿の花言葉~ネットver

ネットver!椿の花言葉

謙虚・気取らない優美さ・慎み深い・至上の愛らしさ・誇り

ネット上でも書籍と同じく、特に違った花言葉は見られませんでした。

※サイトによっては非常に細かく10個ほどの言葉を紹介していましたが、他のサイトとの共通性・一致点がなかったので省かせて貰いました😅

色別による椿の花言葉

椿には様々な色が存在しており、それぞれの色にも花言葉が付けられています。

花言葉の下には基本的な、その色の心理的効果をご紹介しています。(直接的には花言葉に関係ありません)

赤色の椿

赤色の椿の花言葉は「気どらない魅力・控えめな美徳・謙虚な美徳」です。

赤は情熱や愛情を表現する色として広く知られています。

[赤色の心理的効果]
・エネルギーと興奮:情熱と愛:緊張感と警告:攻撃性と怒り

白色の椿

白色の椿の花言葉は「理想の愛・誇り・完璧な美しさ・申し分のない魅力」です。

白色は一般的には、清らかさ・純潔・無垢・平和・調和などの意味を持ちます。
白い色は様々な文化や宗教で神聖視され、喜びや祝福の象徴としても広く使われています。
また、結婚式や葬儀などの特別な場面でよく見られる色でもあります。

[白色の心理的効果]
・純潔と無垢:新しい始まり:平和と調和:シンプルさとミニマリズム

ピンク色の椿

ピンク色の椿の花言葉は「控えめな美・控えめな愛」です。

[ピンク色の心理的効果]
・優しさと愛情:安心感とリラクゼーション:女性らしさ:幸福感とポジティブさ

黒色の椿

黒色の椿の花言葉は「気取らない優雅さ」です。

[黒色の心理的効果]
・力強さと権威:洗練とエレガンス:神秘と未知:悲しみと喪

黒い椿なんてあるの?と気になったので、後ほどピックアップします!

黄色の椿

黄色の椿の花言葉は「控えめな愛情・理想の愛・謙虚さ」です。

黄色は陽気で明るい印象を与える色であり、ポジティブな感情や幸福感を表現するのに適しています。そのため、友情や感謝、明るい未来への希望を伝える贈り物として、黄色いカーネーションが選ばれることがあります。

[黄色の心理的効果]
・幸福感と楽観主義:知性と集中力:創造力の刺激:温かさと親しみやすさ

椿の花言葉は怖いor勘違いされる2つの原因

結論:椿の花言葉で怖いとされているのは「罪を犯す女」「犯罪を犯す女」です。

ネットなどでは椿の花言葉は(何が)怖い?と検索する人もおられます。

その怖いと思われる原因などを調査したところ、次のような結論が導き出されました。

怖いと思われそうな原因

・フランスの小説『椿姫』の悲しい恋物語が原因
・椿の花の落とし方が原因

それぞれ見ていきましょう。

怖い原因①フランス小説『椿姫』

作者:ディマ・フィス
舞台:フランス(パリ)
<登場人物>
マルグリッド・ゴディエ(20代の娼婦)
アルマン・デュバル(地方の純朴な青年)

椿姫

マルグリッドは娼婦として、金持ち貴族の妾となり優雅な生活を送っていた。
しかし彼女は不品行な生活をしているにも関わらず、気高さや清らかさを失わない珍しい娼婦だった。
そんなマルグレッドが好きだったのが『椿』。いつも彼女の桟敷席には椿の花束が置かれており、周りの人々は彼女を『椿姫』と呼んだ。

ある日、そんな椿姫を見た地方の純朴な青年のアルマンは彼女に一目惚れ。
彼女が肺に重い病気を患っていると知り毎日のように見舞いに行き、やがて2人は恋に墜ち共に暮らすように。

しかしアルマンの父は娼婦との恋を許さず、アルマンは説得の日々を送っていたが、ある日マルグレッドは突然いなくなった。

再び娼婦に戻り以前よりもすさんだ生活を過ごすマルグレッドを見つけ、アルマンは怒りを覚えたが、彼女の肺の病気は重くなる一方で死期が近づいていた。それ故に愛する彼の元を離れる決意をしたという事実があったのだった。

本当に愛した人を悲しませぬよう、病気に苦しむ自分は傍を離れるという苦しい決断をした1人の美しい娼婦・椿姫の悲しい恋物語。

この物語が由来して、『罪を犯す女』という椿の怖い花言葉ができたとされています。

このフランス小説はディマ・フィスの第1作として人気を得て、その後歌劇に脚色されるなど高い人気を得ています。

正直、なぜこのフランス小説から『罪を犯す女』という怖い花言葉が生まれたのかが(私には)わかりませんが…とらえようによっては、本当の事を言わず黙って愛する人の元を離れていき相手を苦しませるという罪を犯したとも言えそうですかね😅

怖い原因②ポロリと花が落ちるから

椿は開花し、人を楽しませ、役目を終えた時に『ポロリ』と花が丸ごと落ちていく性質があります。

他の花のように、花びらが散っていきツボミだけは茎に残ってというような枯れ方はしないのです。

このポロリと落ちていく性質を江戸時代の武士などは『まるで首が落とされているようだ』として嫌ったとされ縁起が悪いとも言われています。

このような首が落ちていくような枯れ方をするから、椿には怖い花言葉もあるのでは?という意見も生まれたようですが、、実際にはありませんでした。

関連記事
image
花言葉が怖いとウワサされる花たち!本当?嘘?徹底調査! 花言葉が怖いとウワサのお花たち!その理由や原因を調査し真相を追究してみました。様々な本やネット上の情報をまとめて、由来と……

椿の品種

椿のつぼみ

椿は現在、日本国内だけでも品種改良が進んで2000種類以上もあると言われています。

咲き方

一重咲き:(ひとえざき)大きく印象的な花芯の周りを、花びらが囲んでいる定番の咲き方。綺麗に並んだ花形に好印象を受けます。

八重咲き:(やえざき)花芯の上にも花びらが咲いており、中心まで細かく花びらが詰まっている咲き方。上品さが感じられる。

獅子咲き:(ししこざき)中心部分の八重が盛り上がっており、花びらは規則性が無く乱れたように咲いている。

唐子咲き:(からこざき)花の芯にあるおしべが全体的に小さな花びらに変形したもの。

藪椿(ヤブツバキ)

・咲き方:一重咲き(筒状)
・色:赤、ピンク、白
・花言葉:気取らない優美さ・控えめなやさしさ

一般的に椿と言えば、この藪椿の事を指しています。日本古来の固有・観賞用品種で花びらの中心に黄色いおしべが見られます。

藪~草木や竹が生い茂っている所~に生えている野生の椿として知られており、自然環境に強く花だけでなく葉も艶やかで魅力的な品種です。

別名:山椿、冬のバラ

雪椿(ユキツバキ)

・咲き方:一重咲き、八重咲き
・色:赤、白、ピンク
・花言葉:変わらない愛

雪という文字が付いているから白色限定の椿!というわけではなく、日本海側といった豪雪地方に生えている品種で、枝がしなやかであるために雪が降り積もっても折れずに生息しているのが特徴です。

降り積もる雪の重さに、しなやかな枝で対応し寒い冬を超えて4~6月に開花します。

新潟県の県木として認定されており、地酒の日本酒『ゆきつばき』や魚沼産コシヒカリ『雪椿』も販売されています。

侘助椿(ワビスケツバキ)

・咲き方:一重咲き(筒状)
・色:赤、ピンク、白
・花言葉:簡素、静かなおもむき、控えめ

小さな花が特徴的で、半開(半分しか開かない)の一重咲き。

雪椿と違って耐寒性は弱く、東北地方より南の地域で生息している品種です。

その小ぶりな形状の可愛らしさから、千里休~茶の湯を大成させた茶人~にも愛され、茶花(ちゃばな)として茶室の床に飾られる事が多い人気の椿です。

有楽椿(ウラクツバキ)

・咲き方:一重ラッパ咲き
・色:ピンク、白の斑点

織田信長の弟である、織田長益が好んでいたとされる椿の品種。

有楽椿は1月に開花を始める早咲きで、これから様々な椿が咲くという最初の幕開けを飾る品種として『太郎冠者』とも呼ばれています。(狂言で冒頭の口述を述べるのが太郎冠者という登場人物だから)

ラッパのような花の咲き方で、侘助椿を代表する品種の1つ。

別名:太郎冠者(たろうかじゃ)、淡侘助(うすわびすけ)

玉之浦椿(タマノウラツバキ)

・咲き方:一重咲き
・色:赤と白の複色
・花言葉:高潔な理性(赤い部位)可憐さ(白い部位)

赤い花びらの先が白く染まっているのが特徴的な椿の品種。

椿の名所である長崎県五島で昭和22年に発見された藪椿の変異種で、花びらの赤と白の部位それぞれに花言葉が付けられています。

その他

椿の品種

・林檎椿(リンゴツバキ)
・寒椿(カンツバキ)
・月光椿(ゲッコウツバキ)
・乙女椿(オトメツバキ)
・草紙洗(ソウシアライ)
・金花茶(キンカチャ)
・夏椿(ナツツバキ)

ピックアップ!黒色の椿と艶やかな葉

今回の記事を作成するにあたり、筆者が気になった椿に関するエトセトラをピックアップして詳しくご紹介していきます。

椿に関して

・黒色の椿ってどんなの?
・艶やかな葉っぱの特徴は?

黒椿ってどんなの?

黒椿

椿と言えば、ピンク・白・赤などの色が思い浮かびますが、『黒椿(クロツバキ)』という黒色の品種も存在しています。

分類ツバキ科ツバキ属
学名Camellia hybrid ‘Night Rider’
開花時期3~5月
原産ニュージーランド
花形八重咲き(3~4cmの中輪)
耐寒性弱い(0℃までは耐えられる)
耐暑性強い
別名ナイトライダー
黒椿の詳細

真っ黒というよりは黒紅色~黒に近い赤~の椿です。

非常に珍しい品種でニュージーランドで作られており、耐寒性が弱いので日本の冬(特に東北地方より北の地域)では外では育ちにくいので室内での園芸がおすすめされています。

ナイトライダーというカッコいい別名が付けられていますが、見た目は小さめで可愛らしいです☺

艶やかな葉の特徴は?

椿の葉は名前の由来にもなるほど、花に劣らずの存在感があります。

椿の艶やかな葉

形状と色:椿の葉は革質で光沢があり、濃い緑色をしています。葉の形は卵形から楕円形で先端が尖っていることが多いです。葉の縁には鋸歯(ギザギザ)があり、全体的に厚みがあります。

配置:葉は互生(交互に生える)し枝にしっかりと付いています。葉の表面はつやつやしており、裏面はやや薄い緑色をしています。

成長と耐性:椿の葉は年間を通じて緑を保ち、常緑樹として知られています。また、寒さや病害虫に対しても比較的強いです。

椿の葉を使ってお守りやしめ縄が作られるなど、縁起の良い木の葉として日本では伝統的に大切にされています。

椿の渡し方・贈り方・シチュエーション

ここまでは椿の花言葉を中心にご紹介してきました。

ここからは椿を渡す方法や贈り方などをご紹介していきます。

お見舞いやお祝い事にはご配慮を。

上記の怖い花言葉の時にも記載しましたが、椿はポロリと花を落とす性質があり首が切られているようで縁起が悪いとされてきた側面もあります。

病気療養中の人や、門出を祝う際などに用いるには不向きと言えるので贈るシチュエーションにはご配慮下さい。
気になる値段

これから椿を贈るにあたり、気になるお値段を簡単にご紹介しておきます。※通販や花屋さんでの費用相場を参照。

1本⇒150~300円以上(送料別)

花束(ブーケ)⇒3,000円以上

アレンジメント⇒2000円~(送料別)

品種により違いがありますので、記念日の大切さなどを考慮しながら自分のお財布とご相談下さい😅

髪留め、髪飾りの他にもビスケット(資生堂)などが見られました。

渡し方

椿を贈る際は、他の品種と組み合わせた花束(ブーケ)やアレンジメントなどが挙げられます。

花束(ブーケ)

花のプレゼントと言えば花束!恋愛ドラマや映画などで好意を持つ相手に花束を贈っているシーンはよく見られるのではないでしょうか?

切り花を束ねて、一つのプレゼントとして包んだもの。

ブーケと花束は同じ意味合いですが、花を包む形状に違いがあり贈るシチュエーションによって変わります。

・花束⇒フォーマルなお祝い事やお悔やみ処
・ブーケ⇒ウエディングなどカジュアルなお祝い時

椿は花だけでなく、葉も艶やかで光沢を放つ品種なので、その良さも含めながら『和』の雰囲気を感じられるブーケを選んでみてはいかがでしょうか。

アレンジメント

切り花をオアシスといった吸水性スポンジに生けて、カゴや鉢に入れて創られたものがアレンジメント。

アレンジした人のセンスや技術によって見た目や雰囲気は変わってきますので、通販サイトや花屋などにあるアレンジメント商品を見比べながら選びましょう。

通販サイトではすでに生けられた商品が販売されていますが、花屋では『(彼女は完璧な美しさを持ってるから)もっと白色の椿を入れて!』『あんまりキザに思われたくないからピンクの椿を強調して!』などの要望を伝え創って貰える場合がほとんどです。

貰った人は自宅にて花瓶などを用意する必要がなく、そのまま家具に置いて飾る事ができるといった気軽さもアレンジメントの良きポイントでしょう。

鉢植え・花苗

プレゼントする人が花好きで、自分でも花を育てているといった相手なら『鉢植え』や『花苗』での渡し方も喜ばれるでしょう。

花束やアレンジメントよりも管理などに手間が掛かりますが、貰った人が育てられるなと思った場合はコチラの方法で贈ってみるのもおすすめされています。

自分がプレゼントした花を育ててくれてるのを見たら嬉しいモノです☺

贈り方

椿を贈る方法としては『通販サイト』と『花屋(実店舗)での購入』方法が挙げられます。

通販サイト

アマゾンや楽天、花屋さんの通販サイトなどでは、予め花束などに整えられた椿の商品が多く販売されています。

実店舗での限りある商品数より多くのラインナップが選択可能で、ネット上で完結できるというのがメリットでしょう。

通販サイトではネットによる販売に力をいれており、花が崩れている、傷んでいるといった不備が生じないよう段ボールの形状を合わせる、花もちと注文時期を考慮して発送するといった配慮も行われています。

贈ろうと思っている相手の住んでいる場所が遠くて持っていけないといった問題も解決でき、24時間利用可能・届ける時間の指定ができるといったメリットがあります。

花屋さん(実店舗)

花屋さん(実店舗)で購入し、自分で手渡しor贈る算段をするという方法。(花屋によっては発送してくれるサービスもあり)

花屋さんなど実店舗で椿を購入するメリットは、何といっても実際に見て、触れて、贈ろうとする花の感触を体感できるという点にあります。

また知識がある店員さんがいれば、どんな椿を選べば良いか、どんな花と組み合わせるのが良いか、実際に組み合わせた時の色見は?といった内容を相談できるという点がメリットとして挙げられます。

どの花にしたら相手が喜んでくれるかなぁ?と迷いながらお花を選んでいるお客様は素敵でしたよ😄

シチュエーション

椿を贈るシチュエーションとしては、ママ友会、誕生日などが挙げられます。

ママ友会

椿は古くから茶花~茶室に飾られる花として用いられてきた歴史があり、千里休といったお茶を大成された人物にも愛されてきました。

ママ友会などのお茶会、紅茶などを飲んでバウムクーヘンを口に入れ、旦那のグチを吐き出しながらワイワイ話す席の片隅に、椿を飾っておくのも上品さがプラスされます。

誕生日

花好きの相手、もしくは何が好きなのか?趣味が何なのかがわからない相手に椿を贈るのもおすすめです。

世間一般的に認知度が高く”和”の雰囲気を感じさせる椿をプレゼントするのも、ひと味違った渋さを与えられるでしょう。

大胆不敵、傍若無人な友人や奥様などには花言葉の願いを込めてプレゼントするのも効果があるかもしれません。

また花言葉はあまり関係なく”誕生花”だからという理由でプレゼントすると相手も新発見として喜ばれるでしょう。

自分の生まれた日の誕生花を知るのも嬉しいモノです。

知っトク?椿の誕生花

2月4日
1月2日(赤)
1月27日(赤)
2月3日(赤)
1月25日(白)

あなたの誕生日は?
image
【まとめ】誕生花一覧!花言葉と合わせて365日分を一挙ご紹介! 日本の誕生花一覧!合わせて花言葉などを365日分まとめてご紹介させて貰います。自分の誕生日は、どれが誕生花なのか?友人や……

伝え方~メッセージカード

花が好き、興味がある、趣味だという人でなければ貰った花の色や品種の花言葉などは知らないでしょう。

それでも良いかもしれませんが、想いを花言葉にのせてキッチリ伝えたい場合は『メッセージカード』を添えるのが何より一番良い方法でしょう。

・控えめなやさしさに感謝しています。
・あなたの事を誇りに思います。
・謙虚さを身に付けてね!調子乗り過ぎよ!

メッセージカードに直接、花言葉を記入するのも良いでしょうし、遠回しに相手が興味を持つよう色や品種に意味があるというのを記載するのもおすすめできるかと思います。

少し手間が掛かる手段ですが、相手がわざわざ検索して調べてといった負荷を軽減するために、花言葉を紹介しているサイトの『QRコード』を付けてプレゼントするのも1つの手段として良いかもですね。

QRコードを作るのは結構カンタンですよ♪

贈った人も貰った人も知っておこう!椿の飾り方

椿の飾り方

椿の花言葉も知ったし、いざプレゼント!

…しかし贈るだけの喜びだけでなく、その後の花の生かし方を知っておくのも大切です。

花も生き物ですものね。

贈った人も貰った人も、その後の椿の飾り方を学び、生かし方を知っておきましょう☺

椿の飾り方

1,葉を取り除きすぎない:椿の枝についてあるツボミを綺麗に咲かすためには周辺にある葉を全て取り除いてはいけません。※蒸散作用が無くなり、栄養素が行き渡らずに花が咲かなくなってしまうからです。目立つ葉だけを取り除きましょう。

2,枝をまっすぐに切る:椿の枝はまっすぐに切りましょう。斜めに切る、水切りをするといった手間が要らず、シンプルにまっすぐハサミでパチッと。

3,水に浸ける:枝が10cmほど浸る量の水につけてあげましょう。

※蒸散作用とは、植物が葉にある気孔を通して水分や酸素・二酸化炭素を放出する作用のこと。

椿の生け花は他の花に比べて、シンプルで生けやすいと言えるでしょう。

もっと知りたい?椿の詳細情報

分類ツバキ科ツバキ属
学名Camellia japonica
英名Camellia、Japanese camellia
和名椿(ツバキ)
花色赤、ピンク、白
花もち7日程度
別名カメリア ヤブツバキ(藪椿)タイトウカ(耐冬花)マンダラ(曼荼羅)
原産地日本、中国、ベトナム
開花時期11~12月、2~4月
出回り時期12~4月(最盛期は1~2月)
樹高2~10m程度
花の直径8cm前後
香り無香
ドライ×
椿の詳細

日本原産の常緑高木~一年中緑の葉をつけ樹高が高い植物~で基本的には冬から春にかけて開花を始めます。

古事記や日本書紀にも記載がある歴史ある花なのです。

名前の由来は葉っぱ

椿と名付けられた由来には『葉っぱ』による諸説があります。

名前の由来

艶葉気(つやはき):葉に光沢があり艶やかである事から『つやはき』と名付けられ、その後『つばき』に変化していった。

強葉気(つばき):葉が丈夫でしっかりしている事から『つばき』と命名され、漢字だけが変更された。

厚葉気(あつばき):葉に厚みがある事から『あつばき』と名付けられ。その後『あ』が取り除かれた。

寿葉木(すはき):葉が常緑~樹木が一年中落葉しないで緑であること~であった事から、寿(命が長い)『すはき』と名付けられ、その後つばきに転じた。

また他にも、古語では光沢のある様子を『つば』と表現していて、それ光沢のある木~椿となったという説もあります。

要するに、椿の葉は名前の由来になるほど魅力的だという事ですね。

知っトク?英名の由来

椿は英名では『Camellia(カメリア)』といい、これはマニラで東アジアの植物を紹介していた『ヨーゼフ カメル』という宣教師・植物学者の名前が由来になっているとされています。

2月8日は椿の日

長崎県五島市は2月8日を『椿の日』として制定しています。

2(つ)8(ば)(き)という語呂合わせと開花がピークを迎えるシーズンにちなんで、この日が選ばれました。

椿油生産量が日本一になった事もあり、椿の自生地として知られている五島市では毎年『五島椿祭り』が開催されており椿に関する展示、イベントや体験メニューなどが多く開かれています。

椿油の効果とは

椿は鑑賞用だけでなく、その種子から抽出される植物油は古くから美容や健康に利用されています。

椿油の効果

保湿効果:椿油は高い保湿効果を持ち、乾燥から肌や髪を守ります。

抗酸化作用:ビタミンEが豊富なため抗酸化作用があり、肌の老化を防ぎます。

抗炎症作用:椿油は炎症を抑える効果があり、敏感肌やトラブル肌にも適しています。

UVプロテクション:椿油には自然のUVフィルターの効果があり、日焼けから肌を守る効果もあります。

資生堂の椿シャンプーは、我が家で長年愛用しています!

椿の他には?似た花言葉を持つお花たち

椿は好きだけど、プレゼント予定の彼氏が入院中だから…。

そんな人には、椿と似た花言葉があるお花たちをご紹介します。

全体的に『憧れ』という意味合いの花言葉を付けられています。

・アマリリス(素晴らしい美)
・イベリス(心を惹きつける)
・ウメ(艶やか・高潔な心)
・カトレア(優美な貴婦人)
・カラー(乙女のしとやかさ)
・クリスマスブッシュ(気品 清楚)
・クレマチス(心の美)
・サクラ(精神美)
・スイセン(神秘 崇高)
・ストック(永遠の美しさ)
・バイカウツギ(気品)
・バンダ(優雅 上品な美しさ)
・フランネルフラワー(高潔)
・モカラ(優美 気品)
・ヤマブキ(気品 崇高)
・レースフラワー(優雅なたしなみ)
・チョウジソウ(上品な優雅さ)
・ナナカマド(賢明)
・ムラサキシキブ(聡明 上品)
・ユリ(純潔 無垢)
・バジル(神聖 高貴)

最後に

今回は椿の花言葉や怖いと言われる原因、品種などをご紹介しました。

日本原産で古くから親しみのある椿の花言葉は日本人らしさを示す『謙虚・控えめ』といったものが多かったですね。

そんな気品あふれる椿の大切さを感じながら、ママ友会などでも活用出来たらイイですね☺

ライター紹介 Writer introduction

あね助

あね助

花屋で働いてたオテンバ者。 コピーライターの経験を活かし、花に関する知識をわかりやすく配信中。 内容があり、読みやすい記事作りを心掛けています。

page top