
「ブルースターの花言葉って、怖い意味があるって聞いたけど本当?」
そんな疑問を持って調べている方は多いと思います。
ブルースターは星形の青い花びらが印象的で、ウェディングブーケや誕生日のフラワーギフトとして人気の高い切り花です。でも「花言葉が怖い」「白い液体が危険」という話を聞いて、不安になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、元花屋スタッフとしての経験をもとに、ブルースターの花言葉の意味・由来から怖いと言われる理由、育て方のポイント、プレゼントへの活用方法まで、ひとつひとつ丁寧に解説します。
読み終わるころには、ブルースターをもっと安心して楽しめるようになるはずです。
執筆・監修者情報

さるった
元花屋の店員
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。
ブルースターの花言葉一覧

ブルースターの花言葉は、愛や幸せにまつわるポジティブな言葉が中心です。
まずは日本語・英語それぞれの花言葉と、青い星形という花の個性が持つ象徴的な意味を確認しておきましょう。
日本語の花言葉:「信じ合う心」「幸福な愛」の意味
ブルースターの代表的な花言葉は、「信じ合う心」「幸福な愛」「育まれた愛情」です。
「信じ合う心」は、夫婦や恋人の間にある深い絆と誠実さを表す言葉です。「幸福な愛」は、小さな星形の花が寄り添うように咲く姿から生まれた花言葉とされています。
どちらも結婚や記念日のギフトにぴったりな言葉で、ウェディングブーケに選ばれる理由がよくわかります。
英語の花言葉と海外での受け取られ方
英語圏では 「gentle(穏やか)」「delicate love(繊細な愛)」 などの花言葉が使われることがあります。
英名は「Tweedia(トゥイーディア)」または「Southern star(サザンスター)」とも呼ばれており、南米原産らしい大らかで温かみのある印象があります。
日本語の花言葉と共通して「愛」や「やさしさ」を連想させる言葉が多く、世界的に贈り物向きの花として認識されていることがわかります。
青い星形の花が持つ色・形それぞれの象徴的な意味
ブルースターの魅力は、花言葉だけでなく花の色と形そのものにも意味が込められている点です。
青色は誠実・信頼・永遠の象徴とされており、結婚式でいう「サムシングブルー(何か青いものを身につけると幸せになれる)」の風習とも深く結びついています。
星形は希望や夢の象徴。小さな5枚の花びらが開く姿は、新しい始まりと幸せの予感を感じさせます。色と形の両方に縁起のよい意味があるため、お祝いの場で特に人気が高いのです。
ブルースターの花言葉に怖い意味はある?

結論から言うと、ブルースターの花言葉に直接的に「怖い」とされる意味はありません。
ただ、植物としての毒性や、花言葉の一部が誤解されるケースがあります。それぞれの背景を整理しておきましょう。
「信じ合う心」が怖いと感じられる理由を考察する
「信じ合う心」という花言葉は、受け取り方によっては「信じるしかない」「疑ってはいけない」という強迫的なニュアンスに聞こえることがあります。
特に恋愛や夫婦関係に不安を抱えている方にとっては、「信じ合う」という言葉が重く感じられることも。ただこれは花言葉そのものの問題ではなく、受け取るタイミングや状況による個人的な印象の違いです。
花言葉本来の意味は、信頼と愛情に満ちたとても温かいものです。
毒性があるという事実と花言葉への影響
ブルースターがキョウチクトウ科(旧ガガイモ科)の植物であることから、茎を切ったときに出る白い乳液(樹液)に毒性があると言われています。
この事実が「怖い花」というイメージと結びつき、「花言葉も怖いのでは?」という連想につながっている可能性があります。毒性はあくまで樹液の話であり、花言葉とは別の問題です。
花言葉自体はとても前向きで、怖い意味は含まれていません。
怖いイメージの正体|名前と見た目が与える先入観
「ブルースター」という名前はシンプルでかっこいい響きですが、「青=冷たい・孤独」というイメージを持つ方もいます。
また、和名の「瑠璃唐綿(るりとうわた)」や旧分類の「ガガイモ科」という言葉の響きが、少し不思議なイメージを与えることも影響しているかもしれません。実物の花は繊細で愛らしく、怖さとは無縁の存在です。
名前や分類への先入観を取り除いて見れば、贈り物にも飾りにも使いやすい、とても素直な花です。

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ブルースターの名前の由来と基本情報

ブルースターという名前には、花の見た目をそのまま表したシンプルな由来があります。
和名や学名にも興味深い背景があるので、合わせて確認してみましょう。
「ブルースター」という名前が生まれた花の形と色の話
「ブルースター」という名前は、青い(Blue)星形(Star)の花という見た目をそのまま名前にしたものです。
5枚の花びらが均等に広がるきれいな星形は、一度見たら忘れられない個性的な花姿。水色から青紫にかけてのグラデーションがかかった花色は、日本ではなかなか珍しく、青い花が少ない植物の世界では特に目を引く存在です。
学名・英名・和名「瑠璃唐綿」に込められた意味
ブルースターの学名は 「Oxypetalum coeruleum(オキシペタラム・コエルレウム)」 です。「Oxypetalum」はギリシャ語で「尖った花びら」を意味し、星形の花びらの形を表しています。
和名の「瑠璃唐綿(るりとうわた)」は、瑠璃色(青紫色)の外来の綿花という意味で、原産地のブラジルから来た異国の植物であることを示しています。「唐綿」はもともと綿毛をつける種が飛ぶ植物を指す言葉でした。
英名「Tweedia」は植物学者のジェームズ・トゥイードにちなんだ名前です。
南アメリカ原産の花が日本で人気になった理由
ブルースターの原産地はブラジルをはじめとする南アメリカです。
日本への本格的な流通は1990年代ごろからで、ウェディングブーケへの採用をきっかけに一気に知名度が上がりました。青い花は珍しいうえに花持ちがよく、アレンジメントのアクセントカラーとして花屋でも重宝されます。
暑さにも比較的強く、夏から秋にかけての開花時期が日本の気候と合っていることも、普及した理由のひとつです。
ブルースターの植物としての特徴

花言葉の背景をより深く理解するためにも、植物としての基本データを知っておくと役立ちます。
切り花として扱う際の注意点も含めて確認しておきましょう。
開花時期・草丈・花色などの基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科・属名 | キョウチクトウ科オキシペタラム属 |
| 学名 | Oxypetalum coeruleum |
| 英名 | Tweedia / Southern star / Blue star |
| 和名 | 瑠璃唐綿(ルリトウワタ) |
| 原産地 | ブラジル・ウルグアイなど南アメリカ |
| 開花時期 | 6月〜10月(最盛期は7〜9月) |
| 草丈 | 30〜60cm程度 |
| 花色 | 水色・青紫・ピンク・白(ホワイトスター) |
| 誕生花 | 6月19日・9月1日など |
開花したばかりのブルースターは水色に近い色をしており、時間が経つにつれて青紫や紫色へと変化していくのが特徴です。この色の変化も、ブルースターの魅力のひとつと言えます。
切り花として長く愛される理由と茎から出る白い樹液の注意点
ブルースターが切り花として人気な理由は、花持ちのよさにあります。適切に管理すれば1〜2週間は楽しめる丈夫さがあり、ブーケやアレンジメントの脇役としても主役としても活躍します。
ただし、茎を切ると白い乳液が出てきます。この液体は皮膚や粘膜を刺激することがあるため、素手で触れた後は必ず手を洗うようにしてください。切り口は水に浸けて乳液を洗い流してから花瓶に生けると、水の濁りを防げて長持ちします。
花屋で働いていたころは、ブルースターの水揚げ作業の前に必ずゴム手袋をつけるよう指導を受けていました。知っておくだけで安心して扱えます。
よく似た花との見分け方:プラチナブルーとの違い
ブルースターの品種のひとつに「プラチナブルー」があります。花の色がより濃い青紫で、一般的なブルースターより落ち着いた印象です。
また、白花品種の「ホワイトスター」も流通しており、白いブーケに自然に馴染む使い方が人気です。どちらも同じオキシペタラム属で、花の形や育て方はほぼ共通しています。
花屋で「ブルースターを」とリクエストする際は、色の好みを一緒に伝えると希望に近いものを選んでもらいやすくなります。
ガーデニングで育てるブルースターの特徴

「花屋でよく見かけるけど、自分で育てられるの?」と思っている方へ。ブルースターは管理のコツさえつかめば、鉢植えでも十分楽しめる植物です。
実際に育てて気づいたポイントをお伝えします。
鉢植えと地植えの選び方|日当たりと土づくりが決め手
ブルースターは日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。
鉢植えの場合は、赤玉土に腐葉土を混ぜた水はけのよい用土を使い、鉢底石をしっかり入れておくと根腐れを防げます。地植えは粘土質の土を避け、砂質の土壌か、腐葉土を混ぜてふかふかにした場所が向いています。
南アメリカ原産だけあって暑さには比較的強いですが、日本の蒸し暑い夏には風通しをよくしてあげることが大切です。
白い樹液に要注意|剪定・切り戻し時の正しい扱い方
花後の切り戻しや脇芽の剪定を行う際は、必ず手袋を着用してください。
白い乳液が皮膚につくと赤みやかゆみが出ることがあります。目に入ると特に危険なため、顔に近づけての作業は避けましょう。切り口から出た乳液は、水でさっと流してから作業を続けると安全です。
ペットや小さなお子さんがいる家庭では、植えた場所に近づけないよう注意が必要です。
冬越しの方法と翌年も咲かせるための管理ポイント
ブルースターは熱帯性の植物のため、霜に当たると枯れてしまいます。
日本の多くの地域では非耐寒性の一年草扱いですが、温暖な地域や霜の当たらない軒下であれば冬越しができることもあります。鉢植えなら11月ごろから室内の日当たりのよい窓辺に移し、乾かし気味に管理するのがコツです。
翌年も楽しみたい場合は、秋に種を採取して室内で保管し、翌春に播種するのが確実な方法です。
ブルースターにまつわる雑学・豆知識

ブルースターには、花言葉や育て方の話だけでは語れない面白いエピソードがあります。
知っておくと話の幅が広がる豆知識を3つご紹介します。
ウェディングブーケの定番になった意外な歴史的背景
ブルースターがウェディングブーケに多用されるようになったのは、「サムシングブルー」の風習と結びついたことが大きなきっかけです。
サムシングブルーとは、英国発祥のブライダル風習「サムシングフォー(Something Four)」のひとつで、花嫁が青いものを身につけると幸せになれるとされています。この風習が日本にも広まるにつれ、青い花の代名詞としてブルースターの需要が急増しました。
花屋時代にウェディング用のブーケを作る際、ブルースターの出番は圧倒的に多かったです。胡蝶蘭やローズと組み合わせると、華やかさの中に清楚な印象が加わって素敵に仕上がります。
青い花が珍しい理由|植物界で青色が少ない科学的な話
実は、自然界に本当の意味での「青い花」は非常に少ないとされています。
多くの「青い花」は、実際には青紫や紫に近い色です。これは植物が青色の色素(デルフィニジン系のアントシアニン)を単独で安定させることが難しいためで、土壌のpHや共存する色素の影響で色が変化しやすい性質があります。
ブルースターが開花後に色が変化するのも同じ理由です。植物界では貴重な青系の花だからこそ、特別な価値と人気があるのです。
「瑠璃唐綿」という和名が持つ風雅な響きの由来
和名の「瑠璃唐綿」は、瑠璃色(深みのある青紫)と唐(外来・異国)と綿(綿毛をつける植物)という3つの要素を組み合わせた名前です。
瑠璃は仏教の七宝にも数えられる宝石で、古くから高貴な青色の象徴とされてきました。その名を冠したブルースターは、外来の植物でありながら日本の美意識ともよく馴染む花です。
「ブルースター」というカジュアルな呼び名とは別に、こうした風雅な和名があることを知ると、花の見方がまた少し変わります。
ブルースターはプレゼントや贈り物に向くか

結論から言えば、ブルースターは贈り物に非常に向いた花です。
ただし、白い樹液に関する注意点を添えておくと、より親切な贈り方になります。
結婚祝い・誕生日など花言葉が喜ばれるシーンと渡し方
「信じ合う心」「幸福な愛」という花言葉は、結婚祝いや結婚記念日のギフトにとてもよく合います。
誕生日のプレゼントには「幸せな日々が続きますように」という気持ちを込めて贈れますし、出産祝いには「愛情いっぱいに育てて」という想いを添えることもできます。花言葉の意味を一言カードに書き添えるだけで、ぐっと気持ちが伝わるギフトになります。
毒性を踏まえたうえで贈る際に伝えたい一言マナー
切り花のブルースターを贈る場合は、「茎を切るときに白い液体が出るので、手を洗ってね」と一言添えておくのがおすすめです。
受け取った方がアレンジし直したり、水を換えたりする際に知らずに触れてしまう可能性があります。怖がらせる必要はありませんが、知っておいてもらうだけで安心です。ペットや小さなお子さんがいる家庭には特に伝えておきましょう。
ブーケ・アレンジメントでの色合わせと活用アイデア
ブルースターの水色〜青紫はさまざまな花色と相性がよく、アレンジメントの幅が広い花です。
- 白×青:カスミソウやホワイトローズと合わせた清楚なウェディング風
- ピンク×青:ピンクのバラやカーネーションと合わせた華やかで可愛らしいブーケ
- 紫×青:デルフィニウムやアガパンサスと合わせた涼しげな夏のアレンジ
ドライフラワーにも挑戦できますが、色が褪せやすいため、シリカゲルを使ったドライが比較的きれいに仕上がります。生花の青みが残っているうちに処理するのがポイントです。
ブルースターと一緒に覚えたい青い花

ブルースターをより深く楽しむために、一緒によく使われる青系の花も知っておくと、ガーデニングやアレンジの幅が広がります。
デルフィニウムの花言葉と初夏のアレンジへの活用
デルフィニウムの花言葉は「清明」「あなたは幸福をふりまく」などです。
縦に長く伸びる花穂が特徴で、ブルースターの小さな星形花と組み合わせると、アレンジに高さとリズムが生まれます。どちらも青系の花ですが、形が全く異なるため、一緒に使うとメリハリのある仕上がりになります。初夏のブーケに特におすすめの組み合わせです。
デルフィニウムの花言葉については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
アガパンサスの花言葉とブルースターとの組み合わせ
アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」「誠実な愛」です。
球状に広がる花姿は存在感があり、ブルースターの繊細な星形と対比させると美しいバランスが生まれます。どちらも夏に見頃を迎えるため、季節感の合った組み合わせとして花壇でも切り花でも活用できます。
アガパンサスの花言葉についてはこちらの記事をあわせてご覧ください。
まとめ
ブルースターの花言葉は、「信じ合う心」「幸福な愛」「育まれた愛情」が代表的です。
怖いイメージを持たれることがありますが、花言葉そのものに怖い意味はありません。白い樹液への注意は必要ですが、それはあくまで植物としての特性であり、花の持つメッセージとは切り離して考えられます。
- 青い星形の花がサムシングブルーの象徴としてブライダルで人気
- 開花後に水色から青紫へ色が変化するのがブルースターならではの魅力
- 白い乳液は刺激があるため、扱い時は手洗いを忘れずに
- デルフィニウムやカスミソウとの組み合わせがアレンジに映える
- 花言葉の意味を添えることで、贈り物としての価値がさらに高まる
青くて小さな星形の花は、見た目の可愛らしさだけでなく、深い愛情と幸せの意味を持っています。
ブーケや花壇、プレゼントにぜひブルースターを取り入れてみてください。
ブルースターの花言葉でよくある質問(Q&A)
A. 怖い意味は含まれていません。「信じ合う心」「幸福な愛」というポジティブな花言葉が中心です。白い樹液の毒性が「怖い花」というイメージにつながることがありますが、花言葉とは別の話です。
A. 皮膚や粘膜への刺激があるため、素手で触れた後は手洗いが必要です。目に入ると危険なため、剪定や水替えの際は注意してください。ただし適切に扱えば問題なく楽しめる花です。
A. はい、ウェディングブーケの定番花のひとつです。「サムシングブルー」の風習に合う青い花として、結婚式に広く使われています。白いドレスや白い花との相性が特によく、清楚で幸せな雰囲気が出ます。
A. 主な出回り時期は6月〜10月です。最盛期は夏から初秋にかけてで、ウェディングシーズンの需要も高いため、春先から流通が始まる年もあります。花屋によっては通年取り扱っている場合もあるので、希望の時期に問い合わせてみてください。
A. 切り口から出る乳液を水で洗い流してから花瓶に生けるのが基本です。水は毎日替え、茎を少しずつ斜めに切り直すと水の吸い上げがよくなります。直射日光とエアコンの風を避けた涼しい場所に飾ると、1〜2週間は楽しめます。

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ライター紹介 Writer introduction
さるった
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。 instagramで花言葉に関する動画を配信中♪フォロ~してね!

