【まとめ】ダリアの花言葉！怖い由来は裏切りにあった妃の物語

薔薇やひまわりとは違って、ダリアという植物には本数による花言葉はありません。

また桜やユリのように品種別の花言葉紹介もダリアには書籍やネット上では(※１種類を除いて)見られませんでした。

※皇帝ダリアには「乙女の真心・乙女の純潔」といった花言葉が付けられています。

ピンクのダリアには色別の花言葉は付けられていませんが、皇帝ダリアという種類には「乙女の真心・乙女の純潔」という花言葉が名付けられています。

皇帝ダリアは淡いピンク色をした種類で、乙女の純情な心を映し出しているように見えるとして、こうした花言葉が命名されました。

・Dignity(威厳)
・Elegance(優雅)
・Strength(強さ)

ナポレオン一世の妃であった「ジョゼフィーヌ」はダリアをこよなく愛し、パリ郊外の宮殿にて様々な品種を大量に咲かせては他貴族を招待し自慢していました。そして誰にも譲る事はなく独り占めする状況が続きました。

そうした中で、彼女の侍女が貴人であるジョゼフィーヌを裏切りダリアの球根を盗んで自宅の庭にて咲かすのに成功。

鼻をあかされたジョゼフィーヌは、それまで熱中しハマっていたダリアへの感心が移り気となり、挙句の果てには興味が全くなくなってしまうという事態に。こうした物語～ジョゼフィーヌの不安定な性格～がダリアのネガティブな花言葉に由来していると言われ、怖いのでは？とウワサされる由来となっています。

・一重咲き：(ひとえざき)大きく印象的な花芯の周りを、花びらが囲んでいる定番の咲き方。綺麗に並んだ花形に好印象を受けます。

＜種類＞
皇帝ダリア、秋桜(アキザクラ)

・八重咲き：(やえざき)花芯の上にも花びらが咲いており、中心まで細かく花びらが詰まっている咲き方。上品さが感じられる。
＜種類＞
メンドーサ・エッジズオレンジ・カンクン

・(フォーマル)デコラ咲き：広い幅の舌状の花びらが整然と重なり華やかな印象を与える。もっともスタンダードな咲き方。※フォーマルとは⇒形式ばった、公式の、という意味。
＜種類＞
アンティークロマン・かまくら

・(インフォーマル)デコラ咲き：舌状の花びらが少しねじれ、先端は外に反り返るように咲き、波打つような姿で表情豊かな咲き方。※インフォーマル⇒形式ばらない、非公式の、という意味。
＜種類＞
マルコムズホワイト・黒蝶

・ボール咲き：花びらの先端が内側に巻きながら、全体に丸く球状になる咲き方。花径は５cm以上とされている。※花径が５cm以下はポンポン咲きとされています。
＜種類＞
オズの魔法使い

・セミカクタス咲き：花びらの先端が細く、外側に反り返るのが特徴。花びらの根元部分は幅広。繊細な動きも魅力の咲き方。
＜種類＞
カーネリアン・熱唱

・スイレン咲き：丸みを帯びた花びらが広がって咲く、満開の睡蓮を連想させる事から付けられた名前の咲き方。
＜種類＞
イレーネ

ダリアは種類によって本や書籍では「ポンポンのようなお花」という表現で紹介されています。

これは、まるでポンポン（チアリーダーが持つ飾り）に似ているという表現であり、他にもミモザやクリサンセマム(菊)、アリウムやスカビオサなどのお花が似た形状として挙げられます。

球状であり、花弁が密集しておりフワフワした見た目が印象的な形がポンポンとされています。

・皇帝ダリアって何？どんなの？
・黒蝶ってどんな種類？
・秋田にあるダリア園って？

花束(ブーケ)
花のプレゼントと言えば花束！恋愛ドラマや映画などで好意を持つ相手に花束を贈っているシーンはよく見られるのではないでしょうか？切り花を束ねて、ひとつのプレゼントとして包んだもの。ブーケと花束は同じ意味合いですが、花を包む形状に違いがあり贈るシチュエーションによって変わります。花束は「フォーマルなお祝い事やお悔やみ処」で、ブーケは「ウェディングなどカジュアルなお祝い時」に贈る場合が多いですがどちらにせよ、色や本数の花言葉を加味しながら花束やブーケを贈るのが喜ばしいでしょう。

アレンジメント
切り花をオアシスといった吸水性スポンジに生けて、カゴや鉢に入れて創られたものがアレンジメント。通販サイトではすでに生けられた商品が販売されていますが、花屋では『黒はダメ！』『どういった形状で』など要望を伝え創って貰える場合が多いです。貰った人は自宅にて花瓶などを用意する必要がなく、そのまま家具に置いて飾る事ができるといった気軽さがあるでしょう。

スタンド花
専用のスタンドに色んな花をアレンジメントしながら飾り上げていく装飾花。人間の視野に入りやすい高さにアレンジされるため印象に残りやすく、目立ちやすいという特徴があります。主に開業・開店祝いやコンサートや展示会いったお祝い時にプレゼントされる事が多い形式です。

開店祝い・開業祝い
大輪の花を咲かし色のバリエーションも豊富なダリアは新規店舗の入り口に飾るギフトとしてインパクトあるプレゼントとなるでしょう。ダリアの希望や華麗、威厳と言った花言葉を添えてプレゼントしてみてはいかがでしょう。
敬老の日
９月に旬を迎えるダリアは敬老の日に贈るプレゼントとしてもおすすめです。
切り花としても飾りやすく鉢苗としても育てやすいダリアの優雅さや気品といった花言葉を添えておじいさん・おばあさんに喜ばれると思われます。しっかり目に飛び込んでくるエレガントな見栄えの良さと存在感もご年配の方に贈るギフトとしておすすめです。
誕生日
ダリアの誕生花が誕生日に当たる知人にプレゼントするのもおすすめです。自分の誕生日に当たる誕生花を知るのはどこか嬉しいモノ。そこでダリアのような強いインパクトを受ける品種のお花をギフトとして貰えば喜んでもらえるでしょう。プレゼントする相手が花好きかどうか、マメな性格かどうかなどを考慮し、切り花にするか鉢苗にするかなどを検討してみましょう。

・日当たり(植える場所)
ダリアは日当たりを好むため、日光が6～8時間当たる場所を選びます。また、風通しが良く、水はけの良い土壌を選ぶことが重要です。土壌は中性から弱酸性（pH6.0～6.5）が理想的です。ダリアを植える前に、土壌をしっかりと準備しましょう。まず、土を深く掘り起こして、腐葉土や堆肥を混ぜ込みます。これにより、土壌の排水性が向上し、栄養豊富な環境が整います。
・植え付け
球根から育てる場合：球根は、霜の危険がなくなった春に植えます。球根の上部が地表から約10～15cmの深さになるように植え、芽が上向きになるようにします。球根同士の間隔は、品種に応じて30～60cmほど空けます。
苗から育てる場合：苗を植える場合は、根鉢が土に隠れる程度に植え付けます。根が十分に広がるよう、植え穴は苗の2倍の幅を取ることが望ましいです。
・基本的な水やり
ダリアは湿った土壌を好みますが、水はけの悪い土壌での過湿は避ける必要があります。植え付け後はたっぷりと水を与え、その後は土の表面が乾いたら再度水やりを行います。
・肥料
成長期には、バランスの取れた肥料を定期的に与えます。特に花が咲き始める時期には、リン酸が豊富な肥料を施すと良いでしょう。
・剪定
花が枯れ始めたら、こまめに摘み取る（デッドヘディング）ことで、新しい花が咲きやすくなります。また、芽を摘むことで側枝が増え、より多くの花を楽しめます。
・越冬対策
寒冷地では、ダリアの球根を掘り上げて越冬させる必要があります。霜が降りる前に球根を掘り上げ、乾燥させた後、湿度を調整しながら涼しい場所で保管します。
・病害虫対策
ダリアはアブラムシやナメクジ、ウドンコ病などに注意が必要です。定期的なチェックと、早期の対策が重要です。病害虫が見つかった場合は、適切な薬剤を使用して対処しましょう。