
霧の中に咲くような繊細な花姿で人気のニゲラ。花壇やドライフラワーで見かけて、名前や花言葉が気になった方も多いのではないでしょうか。
「ニゲラ 花言葉」で検索すると、「怖い」という言葉が一緒に表示されることがあります。プレゼントに贈る前に、その理由を知っておきたいですよね。
この記事では、元花屋のスタッフとしての経験を交えながら、ニゲラの花言葉の意味や由来、そして「怖い」と言われる背景をわかりやすく解説していきます。育て方のコツや花言葉の活かし方まで、実生活で役立つ情報もまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
執筆・監修者情報

さるった
元花屋の店員
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。
ニゲラとはどんな花か

ニゲラは、キンポウゲ科の一年草で、和名を「クロタネソウ(黒種草)」といいます。細く裂けた葉と、霧に包まれたような繊細な花姿が特徴です。
和名クロタネソウの由来と学名の意味
クロタネソウという和名は、花が終わったあとにできる実の中に、真っ黒な種がたくさん詰まっていることに由来します。学名の「Nigella」も、ラテン語で「黒」を意味する「niger」が語源になっているそうです。名前の由来を知ると、花だけでなく種にも注目したくなりますね。
霧の中の恋という英名に込められた印象
ニゲラには「Love in a mist(霧の中の恋)」という英名があります。細く繊細な葉が花を包み込むように広がる様子が、霧の中にいるような幻想的な雰囲気を感じさせることから名付けられました。この英名は、花言葉の「夢の中の恋」「当惑」「困惑」にもつながっています。
キンポウゲ科の一年草としての特徴
ニゲラは4月下旬から7月頃にかけて、青や白、ピンク、紫色の花を咲かせます。花びらのように見える部分は実は萼片(がくへん)で、本来の花びらは退化してしまったといわれています。花が終わったあとには、風船のようにふくらんだ実をつけるのも大きな特徴です。
ニゲラの花言葉一覧

ニゲラの花言葉は「未来」「不屈の精神」「困惑」「当惑」「ひそかな喜び」「夢の中で逢う」「夢の中の恋」など、複数の意味を持っています。ポジティブな言葉が多く、色による違いはないとされています。
| 花言葉 | 由来のポイント |
|---|---|
| 未来 | たくさんの種を残す性質から連想 |
| 夢の中で逢う | 枕元に置くと好きな人に会えるという言い伝え |
| 困惑・当惑 | 英名「霧の中の恋」の幻想的な雰囲気から |
「未来」に込められた種の意味
ニゲラの実の中には、黒く小さな種がぎっしりと詰まっています。この様子が次の世代へとつながる繁栄を思わせることから、「未来」という前向きな花言葉が生まれたといわれています。
「不屈の精神」「困惑」が併せ持たれる理由
ニゲラには、力強い印象の「不屈の精神」と、どこか不安げな「困惑」という、対照的な花言葉が同居しています。繊細に見えて実は丈夫という、ニゲラそのものの二面性を表しているようで興味深いですよね。
「夢の中で逢う」など恋にまつわる花言葉
ヨーロッパには、「眠るときにニゲラを近くに置いておくと、好きな人に夢で逢える」という言い伝えがあります。地域によっては、乾燥させたニゲラを枕に詰める文化もあるのだとか。この言い伝えが、「夢の中で逢う」「夢の中の恋」という花言葉の由来になっています。
ニゲラの花言葉が怖いと言われる理由

先に結論をお伝えすると、ニゲラの花言葉そのものに怖い意味はありません。それでも「怖い」というキーワードが検索される背景には、いくつかの理由が考えられます。
実の形が悪魔に見えるデビルインアブッシュ
ニゲラには「Devil in a bush(茂みの中の悪魔)」という別名があります。花が終わったあとにできる実の上部に、複数のツノのような突起が生えているように見えることから、この名前がついたそうです。私も花屋時代にドライフラワー用のニゲラの実を扱っていましたが、確かに角のようなシルエットで、初めて見る方は少し驚かれることもありました。
こぼれ種で増える性質から生まれた俗説
「ニゲラを植えてはいけない」という言葉をネット上で見かけることがありますが、これはニゲラの繁殖力の強さに関係しています。こぼれ種で簡単に増える性質があるため、計画的に庭づくりをしている方にとっては、思わぬ場所まで広がってしまう点が注意点として語られているようです。決して花言葉が怖いという意味ではありません。
怖い意味の花言葉は実在するのか
調べてみると、ニゲラには「未来」や「ひそかな喜び」など、前向きな花言葉ばかりが並んでいます。怖いイメージは、あくまで実の見た目や別名から連想されたものであり、花言葉自体に恐ろしい意味が込められているわけではありません。安心してプレゼントに選んでいただける花だといえます。

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実の姿が語るもう一つの魅力

ニゲラは花が終わったあとも、実の姿でもう一度楽しめる植物です。
バルーン状の実がドライフラワーで人気の理由
風船のようにふくらんだ実は、乾燥させてもしっかりとした形が残るため、ドライフラワーの素材として人気があります。花の可憐さとはまた違った、個性的な存在感を楽しめるのも魅力のひとつです。
見た目の印象と花言葉の由来は別物という視点
「悪魔」という別名だけを聞くとネガティブな印象を持たれがちですが、花言葉自体は先ほど紹介した通りポジティブなものばかりです。見た目のインパクトと花言葉の意味は、切り離して考えると誤解が少なくなります。
元花屋スタッフが見るニゲラの魅力

花屋の店頭に立っていたころ、ニゲラは春から初夏にかけて人気の高い花材のひとつでした。
繊細な花姿が人気を集める理由
細く裂けた葉に包まれるように咲く花は、他の花にはない独特な軽やかさがあります。ブーケの主役というよりも、全体の雰囲気をふんわりと優しく見せてくれる存在として重宝していました。
切り花よりドライフラワー向きとされる背景
生花としての日持ちはそこまで長くありませんが、実になった状態はドライフラワーとして長く楽しめます。花と実、両方の表情を楽しめる点が、ニゲラならではの魅力だと感じます。
ニゲラの花言葉の活かし方

ニゲラの花言葉は、これから何かを始める人や、大切な人との未来を願うシーンと相性の良い意味を持っています。
未来への門出を祝う相手への贈り方
「未来」という花言葉から、卒業や就職、引っ越しなど、新しい生活のスタートを迎える方への贈り物に向いています。切り花としてはもちろん、実をドライフラワーにしたアレンジメントも記念になる贈り物としておすすめです。
ブーケや花束に取り入れるアレンジ例
ニゲラ単体の花束よりも、他の花と組み合わせて全体をふんわりと見せる使い方が向いています。淡い色合いの花と合わせると、霧のような繊細な雰囲気がより引き立ちます。
メッセージカードに添えたい一言
贈り物に添えるカードには、「新しい未来に幸あれ」「これからの毎日がひそかな喜びで満たされますように」といった、花言葉の意味を汲んだ一言を添えると、気持ちがより伝わりやすくなります。
ニゲラを庭で育てるコツ

ニゲラは日当たりと水はけの良い場所を好み、初心者でも育てやすい植物です。
種まきから開花までの管理ポイント
種まきは春や秋が適期で、直根性のため移植を嫌う性質があります。庭に直接まいて育てるのがおすすめです。風通しの良い場所を選ぶと、病害虫のリスクを抑えることができます。
増えすぎを防ぐための注意点
ニゲラはこぼれ種で自然に増えていく性質があります。育てやすい反面、そのままにしておくと翌年以降、意図しない場所まで広がってしまうことも。花が終わったあとに実を摘み取っておくと、増えすぎを防ぐことができます。
知っておきたいニゲラの雑学

ニゲラには、花言葉以外にも意外と知られていない一面があります。
スパイスとして使われるブラッククミンとの関係
ニゲラの仲間の中には「ブラッククミン」と呼ばれる品種があり、種がハーブやスパイスとして利用されてきました。イスラム圏では「死以外のすべての病を治す」という言い伝えがあるほど重宝され、古代エジプトのツタンカーメンの埋葬品にもこの種のオイルが添えられていたそうです。
誤食に注意したい食用種と園芸種の違い
ニゲラには食用できる品種とできない品種があります。日本で一般的に流通しているのは観賞用の園芸種のため、誤って口にしないよう注意が必要です。育てる際は、食用を目的としないことを前提に楽しむのが安心です。
花言葉が似ている花との違い

ニゲラと似た花言葉を持つ花を知っておくと、贈り物や庭づくりの幅がさらに広がります。
未来や希望を意味する花との比較
「未来」に近い花言葉を持つ花としては、白いアネモネが挙げられます。中心の黄色い部分が希望の光のように見えることから「期待」という花言葉がつき、明るい未来を思わせる花として親しまれています。ニゲラが「たくさんの種を残す性質」から未来を連想させるのに対し、白いアネモネは「花の見た目そのもの」が由来になっている点が異なります。
また、ドウダンツツジの仲間であるサラサドウダンには「明るい未来」という花言葉があります。釣鐘状の可憐な花姿が由来とされ、卒業や新生活のお祝いに選ばれることもあるようです。同じ「未来」というテーマでも、種の存在感で意味を持つニゲラと、花そのものの姿で意味を持つサラサドウダンとでは、由来のアプローチが対照的で興味深いところです。
怖いと噂される花言葉を持つ花との違い
怖いイメージを持たれやすい花としては、彼岸花がよく知られています。墓地の近くに咲くことが多いことや「触ると死ぬ」といった言い伝えから不吉な花とされがちですが、実際の花言葉には「情熱」「独立」といった意味も含まれており、由来を知ると印象が変わる点はニゲラと共通しています。
一方、トリカブトは猛毒を持つ植物として知られ、「復讐」「人間嫌い」という、花言葉そのものに怖い意味が込められている点でニゲラとは事情が異なります。ニゲラの「怖い」は見た目の別名や俗説からくるイメージにすぎませんが、トリカブトの場合は毒性の歴史が花言葉に直接反映されているため、贈り物として選ぶ際にはより注意が必要な花だといえます。
まとめ
ニゲラの花言葉は「未来」「不屈の精神」「夢の中で逢う」など、前向きで温かい意味を持っています。「怖い」と検索される背景には、実の見た目や別名の印象があるものの、花言葉そのものにネガティブな意味は含まれていません。
繊細な花姿と個性的な実の両方を楽しめるニゲラは、庭づくりにも贈り物にも取り入れやすい植物です。花言葉の意味を知ったうえで、ぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。
ニゲラの花言葉でよくある質問
ニゲラ自体に怖い意味の花言葉はありません。花が終わったあとの実の形が「茂みの中の悪魔」と呼ばれる姿に見えることや、こぼれ種で増える性質が「植えてはいけない」という俗説につながり、怖いイメージが広まったと考えられます。
はい、向いています。「未来」「ひそかな喜び」といった前向きな花言葉から、新しいスタートを迎える方へのお祝いの贈り物として選ばれることが多い花です。
ニゲラは特定の日の誕生花として紹介されていることがあります。誕生花として贈る場合は、その日に合わせたメッセージを添えると、より心のこもった贈り物になります。

さるった「0円で資料が貰えるよ♪」
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