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ローズマリーの花言葉5選|怖いと言われる理由を元花屋が解説

ローズマリーの花言葉5選|怖いと言われる理由を元花屋が解説

ローズマリーの花言葉は「思い出」「記憶」「変わらぬ愛」など、心に残る言葉ばかりです。

ただ、調べていくと「ローズマリーの花言葉は怖い」という情報も目にして、プレゼントに使っていいのか不安になった方もいるのではないでしょうか。

私は花屋で働いていた頃、ローズマリーの鉢植えを贈り物に選ぶお客様から「怖い意味はないですよね?」と何度か聞かれたことがあります。

結論からお伝えすると、ローズマリーの花言葉に本当の意味で怖いものはありません。この記事では、花言葉の意味と由来、怖いと言われる理由、そして暮らしの中での活かし方まで、元花屋の視点でわかりやすく解説します。

執筆・監修者情報

さるった

さるった

元花屋の店員

お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。

ローズマリーの花言葉とは

ローズマリーの花言葉とは

ローズマリーの花言葉は「思い出」「記憶」「変わらぬ愛」「誠実」「あなたは私を蘇らせる」です。

どれも記憶や愛情にまつわる、あたたかい言葉が並んでいます。まずはひとつずつ見ていきましょう。

ローズマリー全体の花言葉「思い出」「記憶」

ローズマリーを代表する花言葉が「思い出」と「記憶」です。

これは、ローズマリーの強い香りに古くから「記憶力を高める」効果があると信じられてきたことに由来します。

実際に葉をこすると、スッと鼻に抜ける清涼感のある香りがします。私も店頭でお客様に香りを試してもらうとき、必ず葉を軽くつまんでもらっていました。一度嗅ぐと忘れない、印象的な香りです。

この「忘れられない香り」こそが、記憶の象徴として花言葉になった理由です。

「変わらぬ愛」「誠実」に込められた意味

ローズマリーには「変わらぬ愛」「誠実」「貞節」という花言葉もあります。

ローズマリーは常緑の低木で、冬でも緑の葉を保ち続けます。寒さや乾燥に負けず、一年中変わらない姿でいることが、変わらない愛情や誠実さの象徴とされました。

ヨーロッパでは、花嫁がローズマリーを身につけて結婚式に臨む風習もあったほどです。夫婦の変わらぬ愛を願う、縁起の良い植物として親しまれてきました。

西洋の花言葉と日本の花言葉の違い

西洋の花言葉(remembrance=追憶)が日本にもほぼそのまま伝わっているのが、ローズマリーの特徴です。

ちなみに、ローズマリーの和名は「マンネンロウ(迷迭香)」といいます。漢字では「万年朗」と書くこともあり、いつまでも若々しい緑を保つ姿にちなんだ名前です。

和名にも「変わらないこと」への敬意が込められていると考えると、東西で受け取られ方が共通しているのは面白いところです。

ローズマリーの花言葉は怖い?

ローズマリーの花言葉は怖いのか

結論として、ローズマリーの花言葉そのものに怖い意味はありません。

「怖い」と言われるのは、花言葉の「追憶」が故人を偲ぶ場面で使われてきた歴史があるためです。誤解が生まれた背景を順番に見ていきましょう。

「追憶」が怖いと言われる理由

「追憶」という言葉には、亡くなった人を思い出すというニュアンスが含まれることがあります。

そのため「お葬式を連想する花では?」と不安に感じる方がいるようです。

ただ、追憶の本来の意味は「過去を懐かしく思い返すこと」です。大切な人との楽しい思い出も、すべて追憶に含まれます。言葉の一面だけが切り取られて、怖いイメージが独り歩きしてしまったのが実情です。

葬儀や追悼に使われてきた歴史的背景

とはいえ、ローズマリーが追悼の場で使われてきたのは事実です。

ヨーロッパでは古くから、葬儀の際に参列者がローズマリーの枝を棺に入れる風習がありました。「あなたのことを忘れません」という気持ちを、記憶の象徴であるローズマリーに託したのです。

つまり、死を招く不吉な花ではなく、故人への愛情を表す花として選ばれてきたということ。むしろ深い敬意の表れであり、怖がる必要はまったくありません。

シェイクスピア作品に登場するローズマリー

ローズマリーと追憶の結びつきを有名にしたのが、シェイクスピアの「ハムレット」です。

作中でオフィーリアが「ローズマリーは追憶のため」と語る場面があり、この一節がヨーロッパ中に花言葉を広めたと言われています。

400年以上前の戯曲に登場するほど、ローズマリーと記憶の関係は深く根付いていたわけです。文学好きの方への贈り物に、こんな雑学を添えるのも素敵だと思います。

ローズマリーの花言葉の由来

ローズマリーの花言葉の由来

ローズマリーの花言葉の由来には、聖母マリアの伝説と、名前の語源が深く関わっています。

知っておくと花を見る目が変わる、ふたつの物語を紹介します。

聖母マリア伝説と「海のしずく」の語源

ローズマリーの学名「ロスマリヌス」は、ラテン語で「海のしずく」を意味します。

原産地である地中海沿岸の崖に自生し、青い小花が海のしぶきのように見えたことが名前の由来です。

また、こんな伝説も残っています。聖母マリアがエジプトへ逃れる途中、白い花を咲かせていたローズマリーの茂みに青いマントをかけて休んだところ、花がマントと同じ青色に変わったというもの。

この伝説から「マリアのバラ(ローズ・オブ・マリア)」と呼ばれるようになった、という説もあります。名前ひとつとっても物語が豊かな植物です。

記憶のハーブと呼ばれる理由

ローズマリーが「記憶のハーブ」と呼ばれるのは、古代ギリシャ時代からの言い伝えによるものです。

当時の学生たちは、記憶力が高まると信じてローズマリーの枝を頭に飾って勉強したと伝えられています。

香りと記憶を結びつける感覚は、現代の私たちにも思い当たる節がありますよね。ふとした香りで昔の記憶が蘇る経験は、誰にでもあるはずです。

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ローズマリーの特徴と開花時期

ローズマリーの特徴と開花時期

ローズマリーはシソ科の常緑低木で、開花時期は品種によりますが主に秋から春にかけてです。

花言葉だけでなく、植物としての特徴も知っておくと、育てるときや贈るときに役立ちます。

小さな青紫の花が咲く時期と見頃

ローズマリーの花は、1センチほどの小さな青紫色をしています。

唇のような独特の形をしていて、よく見ると本当に可愛らしい花です。品種や環境によっては白やピンクの花を咲かせるものもあります。

開花の時期は11月から5月頃までと長く、冬の庭を彩ってくれる貴重な存在です。四季咲き性の強い品種なら、条件が合えばほぼ一年中ぽつぽつと花をつけます。

立性・ほふく性など品種ごとの違い

ローズマリーの品種は、育ち方によって大きく3つのタイプに分かれます。

タイプ特徴向いている使い方
立性上にまっすぐ伸びる生垣・料理用の収穫
ほふく性地面を這うように広がるグランドカバー・花壇の縁
半ほふく性両方の中間で扱いやすい鉢植え・寄せ植え

初心者の方には、コンパクトにまとまりやすい半ほふく性か、丈夫な立性の品種をおすすめします。

元花屋が教える良い苗の見分け方

良い苗を選ぶポイントは「葉の色つや」と「株元の締まり」です。

葉が濃い緑色でつやがあり、株元がぐらつかずしっかりしている苗を選んでください。

花屋時代の経験でいうと、下葉が茶色く枯れ込んでいる苗や、土がずっと湿ってカビ臭い苗は避けたほうが無難です。ローズマリーは乾燥気味の環境を好むので、店頭で過湿になっている株は根が傷んでいることがあります。

ローズマリーの花言葉の活かし方

ローズマリーの花言葉の活かし方

「思い出」「変わらぬ愛」の花言葉をローズマリーは持つため、節目の贈り物にぴったりの植物です。

切り花よりも鉢植えやハーブ苗として流通することが多いので、その特性を活かした贈り方を紹介します。

退職や卒業の贈り物に向いている理由

ローズマリーがもっとも輝くのは、退職や卒業など「お別れと感謝」を伝えるシーンです。

「一緒に過ごした日々を忘れません」という気持ちを、「思い出」の花言葉がそのまま代弁してくれます。

花屋時代、退職される上司へローズマリーの鉢植えを選んだお客様がいらっしゃいました。「花束は枯れてしまうけど、これなら育てながら思い出してもらえる」という言葉が、今でも印象に残っています。

結婚祝いに贈る際のメッセージ例

「変わらぬ愛」「貞節」の花言葉を持つローズマリーは、結婚祝いにも喜ばれます。

メッセージカードには、花言葉をさりげなく添えるのがおすすめです。

  • 「変わらぬ愛という花言葉のように、おふたりの愛が末永く続きますように」
  • 「これからの毎日が、香り豊かな思い出で満たされますように」
  • 「お料理にも使えるローズマリーです。新生活の食卓に緑を添えてください」

ヨーロッパの花嫁がローズマリーを身につけた風習に触れると、より気持ちが伝わりますよ。

鉢植えギフトで贈るときの注意点

ローズマリーを鉢植えで贈るときは、相手の環境への配慮が大切です。

ローズマリーは日当たりを好むため、日の入らない部屋では元気に育ちません。ベランダや庭、日当たりの良い窓辺がある方に贈るのが安心です。

また、お見舞いの品としては避けたほうが無難です。花言葉自体に問題はありませんが、「追憶」の言葉を気にされる方もいるためです。相手を思うなら、受け取り方まで想像して選びたいですね。

暮らしに役立つローズマリー活用術

ローズマリー活用術

ローズマリーの魅力は、花言葉を「眺める」だけでなく「使って」楽しめるところにあります。

ハーブとして日々の暮らしに取り入れる方法を紹介します。

料理やハーブティーでの使い方

ローズマリーは、肉料理との相性が抜群のハーブです。

鶏肉やじゃがいもと一緒にオーブンで焼くだけで、香りが移って一気にレストランの味に近づきます。私は枝を1本、オリーブオイルの瓶に入れて香りを移すのが定番です。

乾燥させた葉をお湯に浮かべれば、すっきりした香りのハーブティーにもなります。庭やベランダで育てた枝をそのまま台所で使える、この距離感がローズマリーの一番の魅力だと思います。

リースやスワッグで花言葉ごと飾る方法

剪定した枝は、捨てずにリースやスワッグにするのがおすすめです。

スワッグとは、花や枝を束ねて壁に吊るす飾りのこと。ローズマリーは乾燥しても香りが長く残るので、ドライにしても楽しめます。

玄関に飾れば、帰宅のたびにふわっと良い香りが迎えてくれます。「思い出」の花言葉を持つ植物を家の入り口に飾る、というのもなんだか素敵ではないでしょうか。

受験生への「記憶」の験担ぎとしての贈り方

「記憶」の花言葉を活かして、受験生への応援ギフトにするアイデアもあります。

小さな鉢植えに「記憶力が高まると言われてきたハーブだよ」と一言添えるだけで、気の利いた験担ぎになります。

勉強の合間に葉をこすって香りを嗅げば、良い気分転換にもなるはずです。プレッシャーをかけずに応援の気持ちを伝えられるのが、花言葉ギフトの良いところですね。

ガーデニング初心者向けの育て方

ローズマリーの育て方

ローズマリーは乾燥に強く、初心者でも育てやすいハーブの代表格です。

ただし「水のやりすぎ」だけは要注意。私自身の失敗談も交えてポイントをお伝えします。

地植えと鉢植えどちらが育てやすい?

お住まいの環境にもよりますが、初心者にはまず鉢植えをおすすめします。

鉢植えなら日当たりに合わせて移動でき、寒さが厳しい地域では冬に軒下へ避難させることもできます。

一方、暖かい地域で日当たりと水はけの良い場所があるなら、地植えのほうが手間いらずです。地中海沿岸生まれのローズマリーは、一度根付けばほとんど放任でも育つ丈夫な植物です。

私が枯らしかけて学んだ水やりのコツ

水やりのコツは「土が完全に乾いてから、たっぷり与える」こと。これに尽きます。

実は私も花屋になる前、良かれと思って毎日水をあげて、ローズマリーを枯らしかけたことがあります。葉先が黒ずんできて慌てて調べたら、原因は根腐れでした。

乾燥地帯育ちのローズマリーにとって、常に湿った土は苦手な環境です。「かわいがりすぎない」くらいがちょうどいい、と覚えておいてください。

花言葉と科学の意外な接点

ローズマリーと記憶の科学

「記憶」の花言葉は、単なる言い伝えではなく科学的な研究とも接点があります。

ちょっとした雑学として知っておくと、話のネタになりますよ。

香りと記憶の関係を裏付ける研究

近年、ローズマリーの香りと記憶や集中力の関係を調べる研究が国内外で行われています。

香りの主成分に、頭をすっきりさせる働きが期待できるとする報告もあり、アロマの分野では集中したいときの香りとして定番になっています。

古代の人々が経験的に感じていた「記憶のハーブ」という感覚が、現代の研究テーマになっているのは面白いところです。数千年前の花言葉が、いまも検証され続けていると考えるとロマンがありますね。

古代ギリシャの学生が頭に飾った逸話

先ほども触れたとおり、古代ギリシャの学生はローズマリーの枝を頭に飾って勉強したと伝えられています。

さらに中世ヨーロッパには、ローズマリーを使った「ハンガリー王妃の水」という化粧水が若返りの妙薬として評判になった逸話や、疫病から身を守るためにローズマリー入りの酢を使ったという「4人の泥棒の酢」の伝説も残っています。

それだけ人々の暮らしに深く関わってきた植物だからこそ、花言葉にも豊かな物語が宿っているのだと思います。

ローズマリーと似た花・関連する花

ローズマリーが気になった方は、同じように香りを楽しめるハーブの花言葉もチェックしてみてください。

比べてみると、それぞれの個性が見えてきます。

ラベンダーの花言葉と違い

ラベンダーの花言葉は「沈黙」「あなたを待っています」などです。

同じシソ科のハーブでも、ローズマリーが「記憶」というアクティブな言葉なのに対し、ラベンダーは心を鎮める静かな言葉を持っています。

リラックスを贈りたいならラベンダー、応援や感謝を伝えたいならローズマリー、と使い分けるのがおすすめです。

ラベンダーの花言葉に関するページはコチラ♪

セージ(サルビア)の花言葉と違い

セージの花言葉は「家族愛」「知恵」などです。

ローズマリーとセージは同じシソ科で、料理に使える点もよく似ています。「知恵」のセージと「記憶」のローズマリーを寄せ植えにして、勉強を頑張る人へ贈るという楽しみ方もできますよ。

サルビアの花言葉に関するページはコチラ♪

ハーブの花言葉をもっと知りたい方へ

ハーブや季節の花の花言葉は、まだまだたくさんあります。

贈りたい相手や伝えたい気持ちから花を選べるように、花言葉の一覧記事もあわせてご覧ください。きっとぴったりの一輪が見つかるはずです。

まとめ

ローズマリーの花言葉は「思い出」「記憶」「変わらぬ愛」「誠実」です。

「怖い」と言われるのは追悼の場で使われてきた歴史があるためですが、それは故人への愛情の表れであり、不吉な意味はまったくありません。

退職や卒業、結婚祝いの贈り物にはもちろん、料理やリースなど暮らしの中でも活躍してくれるローズマリー。花言葉と一緒に、香り豊かな毎日をぜひ楽しんでみてください。

ローズマリーの花言葉に関するQ&A

Q1.ローズマリーの花言葉に悪い意味はある?

いいえ、悪い意味の花言葉はありません。
「追憶」が故人を偲ぶ場面で使われてきた歴史から怖いと誤解されることがありますが、本来は「大切な人を忘れない」という愛情深い意味の言葉です。安心して楽しんでください。

Q2.プレゼントに贈っても失礼にならない?

基本的に失礼にはあたりません。むしろ退職祝いや結婚祝いには最適です。
ただし、お見舞いなど相手がデリケートな状況にある場面では、「追憶」の言葉を気にされる可能性もゼロではないため、別の花を選ぶほうが無難です。

Q3.花が咲かないのはなぜ?

主な原因は、日照不足か株がまだ若いことです。
ローズマリーは日光が大好きな植物なので、日当たりの良い場所に移すだけで咲くようになることが多いです。また、植え付けから1〜2年は葉の成長にエネルギーを使うため、花が咲かなくても心配いりません。気長に育てましょう。

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さるった

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