- 2025年5月26日

秋から春にかけて、花壇や寄せ植えを彩ってくれるビオラ。
「ビオラの花言葉が知りたい」「色ごとに意味が違うって本当?」「怖い花言葉があるって聞いたけど大丈夫?」と気になって検索された方も多いのではないでしょうか。
ビオラの花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」。実は色ごとにも素敵な意味があり、プレゼントにも使いやすい花なんです。
この記事では、元花屋の店員だった私が、ビオラの花言葉の意味や由来、怖いと噂される理由の真相、そしてギフトやガーデニングでの活かし方まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
執筆・監修者情報

さるった
元花屋の店員
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。
ビオラの花言葉と意味

ビオラ全般の花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」です。
小さな花を次々と咲かせ、寒い冬の間もずっと咲き続ける健気な姿にぴったりの意味が込められています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 花言葉(全般) | 誠実・信頼・少女の恋 |
| 学名 | Viola(ビオラ) |
| 分類 | スミレ科スミレ属 |
| 和名 | 三色菫(サンシキスミレ)の仲間 |
| 開花時期 | 10月〜5月 |
| 誕生花 | 1月9日・2月21日など |
「誠実」「信頼」「少女の恋」に込められた想い
「誠実」「信頼」という花言葉は、ビオラの咲き方に由来すると言われています。
秋に植えれば、霜が降りる真冬も休まず咲き続け、春には株いっぱいに花を咲かせる。この変わらない姿が、誠実さや信頼の象徴とされました。
「少女の恋」は、小さくて愛らしい花姿から生まれた花言葉です。
花屋時代、ビオラの苗を選ぶお客様に花言葉をお伝えすると、「うちの庭にぴったり」と笑顔になる方が多かったのを覚えています。
半年近く咲き続ける誠実な花、と考えると、毎日の水やりもちょっと愛おしくなりますよね。
ギリシャ神話に残るビオラ誕生の由来
ビオラの仲間であるスミレの誕生には、ギリシャ神話の物語が残されています。
大神ゼウスが恋をした美しい少女イオを、妻ヘラの嫉妬から守るために牝牛の姿に変え、彼女の食事として大地に咲かせたのがスミレ(Viola)だったという言い伝えです。
属名のViolaは、このイオ(Io)の名前が語源になったという説もあります。
小さな花に神話の物語が隠れていると知ると、花壇のビオラを見る目が少し変わりませんか?
ビオラの色別の花言葉一覧

ビオラは色ごとに異なる花言葉を持っています。
贈り物や寄せ植えのテーマ選びに役立つので、まずは一覧表でチェックしてみてください。
| 色 | 花言葉 |
|---|---|
| 紫 | 誠実・揺るがない魂 |
| 白 | あどけない恋・無邪気 |
| 黄色 | 小さな幸せ・田園の喜び |
| 青・水色 | 誠実な愛・純潔 |
| ピンク | 私を思って・信頼 |
紫のビオラは「誠実」「揺るがない魂」
紫のビオラの花言葉は「誠実」「揺るがない魂」です。
ビオラの原種に近い色である紫は、全般の花言葉をそのまま受け継いだ、いわばビオラの王道カラーといえます。
深い紫色の花びらは冬の花壇でもよく目立ち、「ぶれない自分でいたい」という想いを込めて自宅用に選ぶ方もいらっしゃいました。
白のビオラは「あどけない恋」
白のビオラには「あどけない恋」「無邪気」という花言葉があります。
雪のように清らかな白い花びらと、小さな花姿から生まれた初々しい意味です。
ホワイトガーデンの足元役としても人気で、他のどんな花とも合わせやすい万能カラーです。
黄色のビオラは「小さな幸せ」「田園の喜び」
黄色のビオラの花言葉は「小さな幸せ」「田園の喜び」です。
陽だまりのような明るい黄色は、見ているだけで気持ちを元気にしてくれます。
我が家では玄関前の寄せ植えに毎年黄色のビオラを入れるのですが、どんよりした冬の朝でも、扉を開けた瞬間にパッと目に入る黄色に何度も救われています。
「小さな幸せ」という花言葉、まさにその通りだなと実感する瞬間です。
青・水色のビオラは「誠実な愛」
青や水色のビオラには「誠実な愛」「純潔」という花言葉があります。
誠実さに愛の意味が加わった、恋人や夫婦の間で贈るのにぴったりの色です。
青系のビオラは品種改良で生まれた比較的新しい色で、淡い水色から濃い青まで色幅が豊富なのも魅力です。
ピンク・アプリコットのビオラの花言葉
ピンクのビオラの花言葉は「私を思って」「信頼」です。
やわらかなピンクやアプリコット系のビオラは、ここ数年で品種がぐっと増えた人気カラーで、フリルのような花びらを持つおしゃれな品種も登場しています。
「私を思って」という花言葉は少し切なくもありますが、離れて暮らす家族への贈り物に添えると温かいメッセージになりますよ。
ビオラの花言葉は怖い?

結論からお伝えすると、ビオラに怖い花言葉はありません。
「ビオラ 花言葉 怖い」と検索される方が多いのですが、全般も色別も前向きな意味ばかりなので、安心して贈り物に使える花です。
ではなぜ怖いと噂されるのか、その理由を解説します。
結論|ビオラに怖い花言葉はない
ビオラの花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」、色別に見ても「小さな幸せ」「あどけない恋」など、どれも穏やかで前向きな意味です。
彼岸花の「悲しき思い出」のような、死や別れを連想させる花言葉は一切ありません。
花屋時代も「ビオラって贈っても大丈夫な花ですか?」と聞かれたことがありますが、自信を持って「大丈夫です」とお答えしていました。
怖いと噂される2つの理由
それでも怖いと噂されるのには、主に2つの理由があると考えられます。
- パンジーの「もの思い」と混同されている…ビオラとそっくりなパンジーには「もの思い」「私を思って」という物憂げな花言葉があり、これが「暗い・怖い」と誤解されることがあります
- スミレの仲間に切ない花言葉が多い…同じスミレ科の花には「ささやかな幸せ」「小さな愛」など控えめで切ない意味が多く、悲恋の神話とあいまって怖いイメージにつながったようです
どちらもビオラ自体の花言葉ではなく、近縁の花のイメージが混ざった結果といえます。
ギリシャ神話の悲恋が誤解のもとに
もうひとつの誤解のもとが、先ほどご紹介したギリシャ神話です。
イオの物語は「大神の恋のせいで牛の姿に変えられた少女」という切ない内容のため、「ビオラには悲しい由来がある=怖い花」と受け取られることがあります。
ただ、神話はあくまで花の誕生にまつわる物語であり、花言葉そのものは前向きな意味です。
由来の切なさと花言葉の意味は別もの、と覚えておけば大丈夫ですよ。

さるった「0円で資料が貰えるよ♪」
あねった「私もフラワーアレンジメントの資料もらったよ!!」
色んな資格講座!!67,000件以上
\ あなたの取りたい資格は? /
▶ 学びの資料請求♪きっと見つかる学び♪
ビオラの特徴と名前の由来

ビオラはスミレ科スミレ属の植物で、パンジーを小輪化した園芸品種群を指します。
名前の由来や開花時期を知っておくと、苗選びにも役立ちます。
語源はラテン語|スミレを意味するViola
ビオラ(Viola)は、ラテン語でスミレを意味する言葉がそのまま名前になっています。
植物学上はスミレ属全体を指す属名で、パンジーもスミレも学名上はすべてViolaの仲間です。
ちなみに楽器のヴィオラと同じ綴りですが、直接の関係はないとされています。
紫がかった色を英語で「バイオレット(violet)」と呼ぶのも、スミレ(Viola)の花色が語源です。花の名前が色の名前になるなんて、ちょっと素敵ですよね。
開花時期は10月〜5月|冬の花壇の主役
ビオラの開花時期は10月〜5月と非常に長く、秋から春までの花壇の主役です。
真冬に咲く花が少ない日本の庭で、半年以上咲き続けてくれる植物は貴重な存在といえます。
苗はホームセンターや園芸店で10月頃から出回り始め、1株100円前後から手に入る手軽さも人気の理由です。
寒さに強く、初心者がガーデニングを始める最初の一鉢としてもよくおすすめしていました。
パンジーとの違いは花の大きさで見分ける
ビオラとパンジーの違いは、ずばり花の大きさです。
| 項目 | ビオラ | パンジー |
|---|---|---|
| 花の大きさ | 4cm以下 | 5cm以上 |
| 花の数 | 小さな花を多く咲かせる | 大きな花を少なめに咲かせる |
| 花言葉 | 誠実・信頼・少女の恋 | もの思い・私を思って |
| 印象 | 可憐で野性的 | 華やかで存在感がある |
一般的に花の直径が4cm以下ならビオラ、5cm以上ならパンジーと呼ばれます。
ただし近年は品種改良が進み、中間サイズの「パノラ」など境界があいまいな品種も増えています。
お店でも「これはどっちですか?」とよく聞かれましたが、正直プロでも迷う品種があるほどです。
ビオラの誕生花と雑学

ビオラは1月9日や2月21日など、冬の日付を中心とした誕生花です。
ここでは誕生日ギフトに使える知識と、人に話したくなる雑学をご紹介します。
1月9日・2月21日など複数日の誕生花
ビオラは1月9日・2月21日などの誕生花とされています。
また、近縁のパンジーやスミレも冬から早春の誕生花に多く登場するため、冬生まれの方への誕生日プレゼントに選びやすい花です。
「誠実」「信頼」という花言葉は目上の方に贈っても失礼がなく、誕生日に限らず使い勝手の良い意味だと思います。
実は食べられる花|エディブルフラワーの世界
あまり知られていませんが、ビオラはエディブルフラワー(食用花)の定番です。
食用として無農薬栽培されたビオラは、ケーキやサラダ、ゼリーの彩りとして製菓材料店やスーパーで販売されています。
ほんのり甘い香りとやわらかい食感で、味にクセがないため使いやすいんですよ。
娘の誕生日に、市販のケーキへ食用ビオラを数輪飾っただけで、お店のケーキのような華やかさになって感動しました。
ただし、園芸用の苗や花壇のビオラは農薬が使われている可能性があるため、絶対に食べないでください。食用と明記されたものだけを使うのが鉄則です。
寒さで花色が濃くなる冬ならではの変化
ビオラには、寒さに当たると花色が濃くなるというおもしろい性質があります。
気温が低い時期は花の中の色素(アントシアニン)が増えるため、同じ株でも真冬は色が深く、春になると少し淡く変化するんです。
植物が寒さから身を守るための仕組みと考えられています。
庭のビオラを毎日見ていると、1月の凛とした濃い色から、4月のやわらかい色へのグラデーションが感じられて、これが冬のガーデニングの密かな楽しみだったりします。
ビオラの花言葉の活かし方

ビオラの花言葉「誠実」「信頼」は、大切な人との関係を伝えるギフトにぴったりです。
切り花の流通が少ない花なので、苗や寄せ植えで贈るのがビオラ流。具体的な活かし方をご紹介します。
「誠実」を伝えたい大切な人への贈り物に
ビオラが向いているのは、長く信頼関係を築きたい相手への贈り物です。
- いつも支えてくれる家族やパートナーへ
- お世話になった上司や恩師への感謝の品に
- 冬生まれの友人への誕生日プレゼント
- 新居祝いに玄関を彩る花として
「誠実」「信頼」という花言葉は恋愛に限らず使えるので、贈る相手を選ばないのが強みです。
半年近く咲き続ける花なので、「これからも長いお付き合いを」という気持ちも自然に伝わります。
寄せ植えギフトなら初心者にも喜ばれる
ビオラを贈るなら、寄せ植えギフトが断然おすすめです。
ビオラは茎が短く切り花にはほぼ流通していないため、花束ではなく鉢で贈るのが基本になります。
花屋時代によく作っていた組み合わせは、ビオラ+葉ボタン+アリッサムの冬の定番トリオ。
手入れが簡単で春まで咲き続けるので、ガーデニング初心者の方に贈っても負担になりません。
ラッピングとリボンを付ければ、1,500円前後でも十分立派なギフトになりますよ。
花言葉を添えるメッセージ文例と注意点
ビオラを贈るときは、花言葉をカードに書き添えると想いがまっすぐ伝わります。
そのまま使える文例をご用意しました。
- 「ビオラの花言葉は『誠実』。いつも変わらず支えてくれてありがとう」
- 「『信頼』の花言葉を込めて。これからもよろしくお願いします」
- 「『小さな幸せ』が毎日続きますように(黄色のビオラに)」
注意点はひとつだけ。
そっくりなパンジーには「もの思い」という物憂げな花言葉があるため、花言葉を重視するならビオラと明記された苗を選ぶこと。
ラベルに品種名が書かれているので、購入時にチェックすれば安心です。
ビオラの育て方のポイント

ビオラは寒さに強く手間も少ない、初心者にいちばんおすすめしたい冬の花です。
ただ、春まで咲かせ続けるにはいくつかコツがあるので、元花屋の視点からお伝えします。
元花屋が教える良い苗の選び方
苗選びのポイントは、「花よりも株のがっしり感」で選ぶことです。
花がたくさん咲いている苗はつい手に取りたくなりますが、長く楽しむなら株の状態が最優先です。
- 茎が間延びせず、株元が締まっているもの
- 葉の色が濃く、黄色い葉がないもの
- つぼみが多く付いているもの
- ポットの底から根が少し見えるもの
店頭では「今きれいな苗」より「これから咲く苗」を選んでください、とお伝えしていました。
10月〜11月の出回り始めに買って早めに植えると、根がしっかり張って春の花数が段違いになります。
春まで咲かせ続ける花がら摘みのコツ
ビオラを長く楽しむ最大のコツは、こまめな花がら摘みです。
花がらとは咲き終わった花のこと。放っておくと種を作ることに栄養を使ってしまい、新しい花が咲きにくくなります。
摘み方は簡単で、しおれた花を見つけたら花茎の根元から指でつまんで取るだけ。
毎朝の水やりのついでに1分だけ花がら摘みをする習慣にすると、株が疲れず次々と開花してくれます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと。冬は乾きにくいので、あげすぎに注意してくださいね。
徒長したら思い切って切り戻しを
春先に茎がひょろひょろと伸びて form が乱れてきたら、切り戻しのサインです。
徒長(とちょう)とは、茎が間延びして倒れやすくなる状態のこと。3月頃のビオラによく起こります。
対処法は、株全体を半分ほどの高さでバッサリ切ること。
「せっかく咲いているのに切るなんて」とためらう気持ち、よくわかります。私も最初の年は怖くて切れませんでした。
でも勇気を出して切り戻すと、2〜3週間後にはこんもりと整った株に復活し、以前より花数が増えて咲いてくれます。
切った花は小さなグラスに飾れば、室内でも楽しめて一石二鳥です。
ビオラと合わせて知りたい花

ビオラが気になった方は、そっくりさんのパンジーや、同じ季節に咲く花の花言葉もチェックしてみてください。
パンジーの花言葉もチェック
ビオラと瓜二つのパンジーには、「もの思い」「私を思って」という少し切ない花言葉があります。
花言葉の由来や、うつむいて咲く姿が「考える人」に例えられた話など、ビオラとはひと味違う物語を持つ花です。
2つの花言葉を知って使い分ければ、花選びの上級者になれますよ。
怖い花言葉を持つ花一覧はこちら
「怖い花言葉」が気になって検索された方には、本当に怖い意味を持つ花をまとめた記事がおすすめです。
彼岸花や黒百合など、意外な花が持つ裏の意味とその由来を紹介しています。
贈り物での思わぬ失敗を防ぐ知識としても役立ちますよ。
まとめ
ビオラの花言葉についてご紹介しました。
- ビオラの花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」
- 紫は「揺るがない魂」、黄色は「小さな幸せ」など色別の意味もある
- ビオラに怖い花言葉はなく、パンジーやスミレとの混同が噂のもと
- パンジーとの違いは花の大きさ(4cm以下がビオラ)
- 切り花が少ないため、贈るなら寄せ植えギフトがおすすめ
- 花がら摘みと切り戻しで、10月から5月まで長く楽しめる
寒い冬の間も休まず咲き続けるビオラは、「誠実」という花言葉がぴったりの働き者です。
花言葉の意味を知って育てれば、毎朝の水やりの時間がきっと今より楽しくなりますよ。
ビオラの花言葉Q&A
いいえ、異なります。
ビオラは「誠実」「信頼」「少女の恋」、パンジーは「もの思い」「私を思って」が代表的な花言葉です。
植物としてはどちらも同じスミレ属の仲間ですが、花言葉は別々に付けられています。
贈り物で花言葉を重視する場合は、苗のラベルで名前を確認して選びましょう。
相手のガーデニング経験に合わせて選ぶのがおすすめです。
植物を育て慣れている方には苗のセットを、初心者の方には植え付け済みの寄せ植えや鉢植えを贈ると親切です。
寄せ植えならそのまま飾るだけで楽しめるので、迷ったら鉢植えを選べば間違いありません。
ビオラは10月頃から翌年5月頃まで咲き続けます。
気温が上がる5月〜6月になると株が弱って花が終わるため、日本では一年草として扱われています。
花がら摘みと切り戻しをしっかり行えば、半年以上たっぷり楽しめますよ。

さるった「0円で資料が貰えるよ♪」
あねった「私もフラワーアレンジメントの資料もらったよ!!」
色んな資格講座!!67,000件以上
\ あなたの取りたい資格は? /
▶ 学びの資料請求♪きっと見つかる学び♪
ライター紹介 Writer introduction
さるった
お花マニア。花屋勤務経験とコピーライター経験を活かし、花の育て方・花言葉・季節の花情報を発信しています♪初心者の方にもわかりやすく、実際の経験に基づいた情報をお届けしています。 instagramで花言葉に関する動画を配信中♪フォロ~してね!

